Product Details
ISBN 10 : 476642624X
Content Description
HTBの「水曜どうでしょう」は、いかにして多くのファン(藩士)にとって“人生になくてはならないコンテンツ”にまでなったのか?自らもファンである社会心理学者が全国のファン十九名へのインタビューやディレクター陣・ファンたちとの交流をもとに、その要因がディレクター陣の仕掛けた戦略とファンコミュニティとの奇跡のコラボレーションであったことを明らかにする。ネット時代のテレビのあり方として先駆的、という指摘にも注目。「なぜ自分は「水曜どうでしょう」にこんなにもハマっているのだろう?」と思っているすべてのファンにも、番組人気の秘密が知りたい人も、きっと何か発見があるはずです。
目次 : 第1章 「水曜どうでしょう」とはどんな番組か/ 第2章 メディアと「藩士」その1―テレビのレギュラー放送からDVDへ/ 第3章 メディアと「藩士」その2―番組掲示板の役割/ 第4章 なぜファンは引き込まれるのか―身体性、声、臨場感/ 第5章 「番組で癒される」―レジリエンス効果のメカニズム/ 第6章 番組の思想/ 第7章 ファンコミュニティの現在/ 終章 コミュニケーションと信頼
【著者紹介】
広田すみれ : 東京都市大学メディア情報学部教授。1984年慶應義塾大学文学部心理学専攻卒。民間シンクタンク勤務後、1993年慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(社会学)。慶應義塾大学新聞研究所(現メディア・コミュニケーション研究所)研究員などを経て現職。ブラウン大学訪問研究員(2018年前期)。日本心理学会地区別(関東地区)代議員(2019〜2021年予定)。専門は、社会心理学、意思決定論、リスクコミュニケーション。2016年11月よりFacebookグループ「藤やんとうれしー」の会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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