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5人目の旅人たち 「水曜どうでしょう」と藩士コミュニティの研究

広田すみれ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784766426243
ISBN 10 : 476642624X
Format
Books
Release Date
October/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

HTBの「水曜どうでしょう」は、いかにして多くのファン(藩士)にとって“人生になくてはならないコンテンツ”にまでなったのか?自らもファンである社会心理学者が全国のファン十九名へのインタビューやディレクター陣・ファンたちとの交流をもとに、その要因がディレクター陣の仕掛けた戦略とファンコミュニティとの奇跡のコラボレーションであったことを明らかにする。ネット時代のテレビのあり方として先駆的、という指摘にも注目。「なぜ自分は「水曜どうでしょう」にこんなにもハマっているのだろう?」と思っているすべてのファンにも、番組人気の秘密が知りたい人も、きっと何か発見があるはずです。

目次 : 第1章 「水曜どうでしょう」とはどんな番組か/ 第2章 メディアと「藩士」その1―テレビのレギュラー放送からDVDへ/ 第3章 メディアと「藩士」その2―番組掲示板の役割/ 第4章 なぜファンは引き込まれるのか―身体性、声、臨場感/ 第5章 「番組で癒される」―レジリエンス効果のメカニズム/ 第6章 番組の思想/ 第7章 ファンコミュニティの現在/ 終章 コミュニケーションと信頼

【著者紹介】
広田すみれ : 東京都市大学メディア情報学部教授。1984年慶應義塾大学文学部心理学専攻卒。民間シンクタンク勤務後、1993年慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(社会学)。慶應義塾大学新聞研究所(現メディア・コミュニケーション研究所)研究員などを経て現職。ブラウン大学訪問研究員(2018年前期)。日本心理学会地区別(関東地区)代議員(2019〜2021年予定)。専門は、社会心理学、意思決定論、リスクコミュニケーション。2016年11月よりFacebookグループ「藤やんとうれしー」の会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 岡本

    社会心理学者である著者による「水曜どうでしょう」と「藩士」と呼ばれるファン達の研究を纏めた一冊。番組の構成や内容よりも視聴者やファンコミュニティにスポットを当てている。学術的な解説もあるが、ファンに行ったインタビューが中心であり、どうでしょうの魅力が解説されている。私自身は2010年頃にハマったが、確かに本書内でいう「クライシス」の時期だったと思う。いつ見ても色褪せず時代を感じる事の無いどうでしょうは、著者のいう様に「空前絶後」の番組です。

  • ショア

    社会心理学者の著者が水曜どうでしょうを真面目に研究する。番組構成などの視点よりもファンコミュニティ視点に軸を置いて、なぜ人気を博すのか、なぜコアなファン層を作るのか、なぜ人生にクライシスを持つ人々を癒すのか、を科学的に分析する。番組のいちファンとしてなんとなーくわかっていたことが言語化されており頷けるが文書のわかりにくさが多分にある。

  • 和草(にこぐさ)

    家族よく見る「水ようどうでしょう」 まだまだファンには及ばないことが判明!

  • tetsubun1000mg

    大泉洋が出演する北海道のTV局制作「水曜どうでしょう」藩士コミュニティー研究のタイトルが付いた本??「水どう」の番組自体見たことがある程度なので良くわからないが面白そう。 愛知県の地元ナンバー車の後ろに「水どう」のステッカーが貼ってあるのを何度か見かけた記憶があり北海道出身の人だろうと思っていました。 内容は心理学者が番組と製作者、熱心なファン(藩士と呼ばれている)を研究した本でした。 2002年放送終了するがDVDも売れ続けているし、特番もいまだに制作されているほど固定ファンがいるらしい。知らなかった!

  • スプリント

    再放送を何回か観たことがある程度ですが、コアなファンがついている番組という印象が正しいことがわかりました。 SNSの普及でファンと作り手の交流の垣根が低くなりましたね。

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