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現代作家アーカイヴ1 自身の創作活動を語る 現代作家アーカイヴ

Keiichiro Hirano

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784130830676
ISBN 10 : 4130830678
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

小説家たちは、なにを書いてきたのか。珠玉のインタヴュー集、かつ良質なブックガイド。

目次 : 高橋源一郎―詩が書けないっていうのが、小説を書く動因の一つです(大切なことを言うときの「いやな感じ」/ 六〇年代半ばの映画、文学、音楽/ 三十歳近くで小説につかまれる ほか)/ 古井由吉―老年への急坂で書いたものに、私のものが煮詰まっている(「僕にとって一番節目だった」/ 言葉から音律が失せていくこと/ 小説と歌の力 ほか)/ 瀬戸内寂聴―何を書いてきたかって、愛と情熱じゃないかしら(瀬戸内晴美から瀬戸内寂聴へ/ 幼少期に本と出会う/ 書き始めたのは女学校時代 ほか)

【著者紹介】
高橋源一郎著 : 1951年生まれ。81年『さようなら、ギャングたち』で群像新人長編小説賞優秀作、88年『優雅で感傷的な日本野球』で三島由紀夫賞、2002年『日本文学盛衰史』で伊藤整文学賞、12年『さよならクリストファー・ロビン』で谷崎潤一郎賞を受賞

古井由吉 : 1937年生まれ。71年「杳子」で芥川賞、80年『栖』で日本文学大賞、83年『槿』で谷崎潤一郎賞、87年「中山坂」で川端康成文学賞、90年『仮往生伝試文』で読売文学賞、97年『白髪の唄』で毎日芸術賞を受賞

瀬戸内寂聴 : 1922年生まれ。57年「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞、61年『田村俊子』で田村俊子賞、63年『夏の終り』で女流文学賞を受賞。73年に中尊寺で得度受戒。法名・寂聴(旧姓・晴美)。92年に『花に問え』で谷崎潤一郎賞、96年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『場所』で野間文芸賞、11年『風景』で泉鏡花文学賞を受賞。06年、文化勲章を受章

平野啓一郎 : 1975年生まれ。京都大学在学中に99年、『日蝕』で芥川賞を受賞。2009年『決壊』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、『ドーン』でBunkamuraドゥマゴ文学賞、14年フランスの芸術文化勲章シュヴァリエ、17年『マチネの終わりに』で渡辺淳一文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 抹茶モナカ

    映像として現代作家へのインタビューを記録しようとの主旨だったものの書籍化。高橋源一郎さんへのインタビューが面白かった。古井由吉さんの話は、ちょっと難解。瀬戸内寂聴さんはテレビで話す様子をよく見かけるけど、仕事の全体像を捉えようとの試みは新鮮。読みやすいけど、内容に対しての値段設定が気になる本。

  • ケレット

    高橋源一郎は何冊も読んでいるけど古井由吉は対談のみ、瀬戸内寂聴は対談とエッセイのみしか読んでいない状態で本作を読んだ。「さようなら、ギャングたち」が気狂いピエロの影響を受けているという話には、言われてみればなるほどと驚いた。また、3人の共通点としてキャリアの後半で日本の古典文学や近代文学を学び直しているということがあり、興味深かった。 たった5年前のインタビュー集だが、あれから古井由吉も瀬戸内寂聴もゴダールも亡くなってしまった。

  • 袖崎いたる

    高橋源一郎さんの挫折と葛藤は効く。そして小説家の現象学みたいなのはよかった。

  • amanon

    インタビュー集というより、対談集という趣が強いか。そして何より、登場する三人の作家の内、二人が故人という事実が何とも重たいものに思えてくる。どのインタビューも興味深い内容でほぼ一気読み。その甲乙はつけがたいが、一番難解だったのは、古井氏のものだったか(笑)。後、高橋氏の年譜を読んでいると、僕が把握している以上にお子さんがいて、その人達はいまどうしているのだろう?てなことがふと気になった。それから、これまで殆どスルーしてきた寂聴氏が気になるのと同時に、彼女が歴史の渦中にいた人達と接してきたという事実に驚き。

  • tatuki

    特に古井由吉の話が面白い。書く時、音律を感じる。高橋源一郎も「音楽が聞こえる」という。音楽に乗っている、スイングしている状態なんだね。気に入った音楽を何回も聴くといいらしい。かの百田氏も音楽が好きらしい。確かそもそも物語は耳で聴いていたからそんな創作プロセスの親和があるのかな。

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