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原発と民主主義 「放射能汚染」そして「国策」と闘う人たち

平野克弥

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784759268171
ISBN 10 : 4759268170
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「緩慢なる被災」が続くフクシマでは、原発事故による放射能汚染と「国策」による棄民政策によって民主主義が蹂躙され、地域コミュニティが解体されようとしている。本書では、関係者10人のインタビューからその現状と未来への萌芽を明らかにする。

【インタビュー】
村上達也(元東海村村長)
小出裕章(元京都大学原子炉実験所助教)
武藤類子(原発事故被害者団体連絡会共同代表)
鎌仲ひとみ(ドキュメンタリー映画監督)
鈴木祐一(元浪江町役場職員)
長谷川健一(元酪農家)
馬場有(元浪江町町長)
小林友子(「双葉屋旅館」女将)
崎山比早子(放射線医学総合研究所主任研究官)
里見喜生(旅館「古滝屋」16代当主)

【著者紹介】
平野克弥 : 1967年生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。米国シカゴ大学で博士号取得。現在、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)歴史学部教授。研究分野:近世・近代の文化史、思想史、歴史理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • くものすけ

    10名の方へのインタビューにより構成された、非常に濃い内容の福島原発事故後の現地の状況を炙り出す大作。情報量が非常に多く、しかもほとんどメディアで取り上げられていないことばかりで驚きの連続。原発開発を「国策」として推進することの大罪が暴かれています。心配される子供の甲状腺がんの異常な発生率の高さも正式には発表されていない事実を代表として『福島事件」を風化させようとする東電・政府の対応には苛立ちを覚えます。「未来に対して何の責任感を持たず、目先の利益ばかり追求してよいのか」という言葉が鋭く突き刺さりました…

  • メコノプシスホリデュラ

    正確な読了日は忘れました。インタビュー集。村上元東海村長、小出裕章さんの話はもう基本のき。他の方のもそれぞれ非常に示唆深い。個人的には武藤類子さん、鎌仲ひとみさん、馬場有さんがとくに。元酪農家の長谷川健一さんの話は泣いてしまう。

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