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西アジア・シリアの食文化論

平田昌弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784540211386
ISBN 10 : 4540211382
Format
Books
Release Date
May/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

350点の写真と、今、食べてきたかのようなビビッドな描写。四半世紀の時を越えて甦る、内戦で失われる前のシリアの食生活と食文化。地中海性気候の季節性が生み出す食の多様性をトータルに描く。ムギ栽培の起源地で考察した、ムギが粉食として発達していった過程など、西アジアの食文化研究の基礎となる記録と論考。

目次 : 第1章 シリアの自然/ 第2章 シリアの保存食/ 第3章 シリアの料理/ 第4章 シリアの菓子/ 第5章 シリアの食事/ 第6章 ムギ粉食論考/ 第7章 微生物の発酵を利用した保存食

【著者紹介】
平田昌弘 : 帯広畜産大学教授。1967年福井県小浜市生まれ。1999年京都大学博士(農学)取得。2000年京都大学東南アジア研究センター研究員(日本学術振興会特別研究員)を経て、2004年帯広畜産大学准教授、2018年から現職。1993年〜96年に青年海外協力隊員としてシリアに派遣され、植生調査と牧畜研究に従事。専門分野は牧野生態学、牧畜・乳文化論。主な業績に、日本沙漠学会学術論文賞(2009年・2019年)、日本酪農科学会賞(2012年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Olga

    著者が1993年〜96年、青年海外協力隊員としてシリアに派遣されたときの記録をもとにまとめられた、シリアの食生活に関する貴重な資料。身を寄せていたアレッポの大家一家の記録が中心になっているが、イスラム教徒、キリスト教徒、クルド人など、データベースは多岐にわたる。個人的にはお菓子に関する記述が特に興味深かった。ペストリーを総称するような語彙はアラビア語にはないが、トルコではバクラヴァと総称されているとか。西アジアのお菓子を西アジア人の視点で取り組み直す必要がありそうだ。

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