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歴史を複眼で見る

平川祐弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784863292963
ISBN 10 : 4863292961
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

比較文学比較文化学会の碩学として、またダンテ『神曲』の名翻訳者としても知られる著者の随筆集。2014年夏から2024年夏までの80篇余を集成した。日本とアジアそして西洋を視界に入れ、常に「文化の三点測量」を土台に置いた思考と表現は、日本と日本人とは何かという最も切実な問いを私たちに投げかけてくれる。本書第一部の「世界の中の日本の宗教文化的個性である神道の国柄」では改めて日本の個性について考えさせられる。第四部では、「日本語と英語がせめぎ合う学問的戦場」を生きてきた著者ならではの表現が光る。

【著者紹介】
平川〓弘 : 1931年、東京生まれ。東京大学名誉教授。比較文化史家。フランス、イタリア、ドイツに留学し、北米、フランス、中国、台湾などで教壇に立つ。『東の橘 西のオレンジ』(文藝春秋、サントリー学芸賞)、マンゾーニ『いいなづけ』(翻訳・河出文庫、読売文学賞)。著書に『アーサー・ウェイリー『源氏物語』の翻訳者』(白水社、日本エッセイスト・クラブ賞)、『西洋人の神道観』(河出書房新社、蓮如賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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    戦後民主主義を朝日新聞や「世界」を舞台にマルクス史観などでリードした左翼文化人や進歩的文化人への批判なども沢山出てきます。そうした「体制」「大勢」に対して、「反大勢」的な見解を平川さんは述べています。 歴史でも政治でも文化でも「複眼でまずは見る」ことは大事でしょう。その中から、自分自身の考えや見聞などと合致するものがあれば、それをどちらかといえば信用し支持していく。そうやって、個々人の歴史観や政治観などが形成されていくのでしょう。

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