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ISBN 10 : 4106106841
Content Description
「諸行無常」と「南無阿弥陀仏」は、いかに世界を変えたのか―。古代インドで覚りを開き、仏教を興したブッダ。中世日本で、念仏往生を説いた法然。それまでの常識を覆した独創的な教えは、いまだ色褪せることはない。ともに動乱の時代に生まれ、苦難にも負けず、己の道を突き進んだブッダと法然。インド仏教の研究者にして浄土宗の僧侶が、偉大な“開拓者”を徹底比較。仏教の本質と凄みがよりクリアに見えてくる!
目次 : 第1章 宗教に運命づけられた人間(二つの大山/ ブッダと法然の歴史性 ほか)/ 第2章 自利から利他へ(出家の動機/ 悪魔に誘惑されるブッダ ほか)/ 第3章 対照的な晩年(日本仏教の特異性/ 順風満帆だったブッダ ほか)/ 第4章 魅力の根源を探る(はじめてみたつる思想/ バラモン教に逆らったブッダ ほか)/ 第5章 生ききること、死にきること(不退転の決意/ 真空から妙有へ ほか)/ 付録 それぞれの生涯・思想・歴史
【著者紹介】
平岡聡 : 1960(昭和35)年、京都市生まれ。京都文教大学学長。専門は仏教学。佛教大学大学院博士課程満期退学。博士(文学)。京都文教大学教授を経て、2014年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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