Books

写真で見るペリリューの戦い

平塚柾緒

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784634150751
ISBN 10 : 4634150751
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2015
Japan

Content Description

戦後70年。天皇陛下はなぜ、この島へ「慰霊」を強く望んだのか。日本人が忘れてはならない戦場が、ここのある。
「バンザイ突撃」は許されない。下された命令は、「最後の一兵にいたるまでの徹底抗戦」。その戦闘は後に硫黄島、そして沖縄で継承されていく。楽園の島は、日米兵士にとっての「地獄の島」となった…。昭和天皇から10回以上の「御嘉賞」を受け、米海兵隊の精鋭・第一海兵師団を史上唯一の敗北に追い込んで玉砕した日本軍守備隊の激闘を多数の貴重写真でふりかえる。

平塚柾緒(ひらつかまさお)
[著者紹介]
1937年、茨城県生まれ。出版社勤務後独立し、取材・執筆グループ「太平洋戦争研究会」主宰。ペリリュー戦の生存者全員にその実相を聞き、同戦友会とも長年交流を続けた。

【著者紹介】
平塚柾緒 : 1937年茨城県生まれ。出版社勤務後、独立して執筆・編集グループ「太平洋戦争研究会」を主宰し、数多くの元軍人らに取材を続けてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • アキ

    ダイビングスポットとして人気のパラオ諸島の中のペリリュー島は、2015年天皇皇后両陛下が慰霊に訪れた場所。戦時下、激戦のこの地で日本軍1万22人が戦死した。実に95.7%にあたる。ペリリュー島に当時東洋一とも言われた飛行場があり、米軍は徹底的な空爆と圧倒的な軍事力で占領、降伏調印するも、洞窟で立てこもる日本兵34名は昭和22年銃撃戦を引き起こした。家族からの手紙で終戦の事実に納得する。南ラグーンとロックアイランドは2012年世界遺産に登録。今は穏やかな美しい海が何事もなかったかのように広がっている。

  • roatsu

    本来ならペ島のみならず日米が激突した太平洋の全戦場ごとに本書の様な資料が出され、日本人が読んで知ることが望ましいのだが。水戸健児から成る関東軍最強を謳われた歩兵第2連隊他同島守備隊将兵と大変な犠牲を強いられた米兵双方の御霊の冥福を祈りつつ頁をめくる。血も涙もない凄惨な殺戮の応酬が戦争の実態であり、頭ではわかっていても今もせざるを得ない人間の本性を踏まえてどうすればこれを可能な限り避け、独立自存と平和を守れるか。偶然何も起きなかった戦後への未練たらしい執着ではなく現実を見据えた今後への舵取が必須である。

  • フロム

    図版や写真が多く経緯を追いやすい。ペリリューが戦史のお手本レベルで敢闘したのは知っていたが、意外と戦力が配備されていたのは驚いた。戦車までいたのかと。 終戦後の投降兵や慰霊まで丁寧に追っており、日本側からみたペリリューはこれでだけで正直充分かも。

  • ネジとサビ

    ペリリューの名前だけは知っていたけど、息子の要望で借りていた図書館本をようやく読めた。パラオ、ペリリュー、アンガウル島の戦闘を、米側からの写真ばかりではあるが、知ることができて良かった。なぜこんなに小さな島を玉砕してまでも守らなくてはならなかったのか、ようやく理解できた。無念の中亡くなられた方々のご冥福をお祈りしたい。

  • 読書実践家

    ペリリュー島での死闘。守る方も攻める方も決死の覚悟で戦うしかなかった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items