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紅至宝物語 流浪の用心棒と神秘宿す舞姫 富士見l文庫

平加多璃

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040754840
ISBN 10 : 4040754840
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
とき間 ,  

Content Description

用心棒のウィードはいわくつきの宝・紅吉祥【くれないきっしょう】のハントに同行する。
それは数百年に一度、指輪や盃等を依代に顕現する、国をも揺るがす力を秘めた代物らしい。
だが顕現のとき「器」に選ばれたのは人間――舞姫ラウラだった。

元奴隷の彼女は権力者に利用されかねないその力を拒絶。
力を捨てるため聖地への旅を決意し、報酬につられたウィードは護衛を引き受ける。

奔放なラウラに手を焼くウィード。
一方ラウラは人生に投げやりな彼が歯がゆい。
即席の主従関係でしかなかった二人が変わっていく中、紅吉祥を狙う者が現れ――。


==登場人物==

ウィード
腕利きの用心棒。面倒を嫌い、高額の報酬が出る依頼しか引き受けない。
女の悲鳴が苦手。
過去は別の仕事をしていたようだが‥‥?

ラウラ
旅芸人の一座の舞姫。
卓越した舞の技量と容姿の美しさから、「傾国の舞姫」と呼ばれる。
奔放な性格だが、他人を細やかに気遣う一面も。

【著者紹介】
平加多璃 : 第6回富士見ノベル大賞最終候補作に残った「tumble」を改稿・改題した本作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 冬野

    強大な力を持つ至宝・紅吉祥の器に選ばれたラウラと、用心棒ウィードが紅吉祥の譲渡のため旅をするファンタジー。キャラが生き生きしていて、成り行きで組んだ二人がぶつかり合いながら相棒になっていく過程が良かった。ただ人物の周囲十mほどしか描写されないので、作品世界が見えてこないのが惜しい(人物の描き方が良いので余計に)。この国にある食材・料理、庶民の服の素材や形、そんなところから文化水準とか時代感も伝わるのでは。大きいとか質素とかの形容詞じゃなく、作者さんが見ている景色をもっと具体的に教えてほしかった。星:4/5

  • さなだ

    図書館

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