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ISBN 10 : 4582768342
Content Description
ロシア・フォルマリズムから構造主義・文化記号論、そして、具体性に裏打ちされた脱領域的言語科学へ。「惰性化した日常生活」を痛罵し、つねに「新しいもの」を求め、挑発的論考を発表しつづけた批判精神。一般言語学、比較対照言語学、音韻論、詩学、文学研究、記号論、フォークロア、神話学、失語症、児童言語…、多岐にわたるヤコブソンの知の懐に遊び、生涯アヴァンギャルドたるその気概を知る最良の一冊。
目次 : 詩人たちを浪費した世代/ プーシキンの象徴体系における彫像/ 言語の二つの面と失語症の二つのタイプ/ 言語学と詩学/ 翻訳の言語学的側面について/ 言語学的意味論の問題/ 言語の本質の探究/ 人間言語の基本的特徴/ ゼロ記号/ なぜ「ママ」と「パパ」なのか/ アインシュタインと言語科学
【著者紹介】
ロマン・ヤコブソン : 1896‐1982。20世紀を代表する言語学者のひとり。モスクワ生。モスクワ大学在学中にボガトゥイリョフらとモスクワ言語学サークルを結成。ペテルブルグのオポヤズ(詩的言語研究会)と連携し、のちにロシア・フォルマリズムと呼ばれる詩学運動を展開。同時代のロシア・アヴァンギャルド芸術運動とも深くかかわり、自身も超意味言語による詩を書く。1920‐39年はチェコスロヴァキア滞在。26年にはプラハ言語学サークルをトゥルベツコイ、マテジウス、ムカジョフスキーらと結成、機能構造主義言語学を発展させる
桑野隆 : 1947年生。早稲田大学教授。専攻はロシアの文化・思想
朝妻恵里子 : 慶應義塾大学専任講師。専攻は言語学、記号論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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しゅん
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またの名
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roughfractus02
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pon
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ちょっかん
読了日:2018/04/21
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