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大富豪同心 24 タイトル未定 双葉文庫

幡大介

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784575670097
ISBN 10 : 457567009X
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
幡大介 ,  

Content Description

武勇の誉れ高き徳川家の若君・幸千代は「江戸の町を守る」と“八巻卯之吉の代役”同心を続けている。一方、太平楽な卯之吉は、老中の屋敷にて幸千代の替え玉を呑気にこなす日々。そうとは知らぬ姦計の一党は、表向きは抜け穴作りと称して屋敷の地下を掘り進め、幸千代の命を狙う。若君、いや替え玉の卯之吉の身が危ない!陰で糸を引く人物はすぐ近くにいる!頼もしき周囲の働きも得て、謀略を阻止できるか。緊迫と小気味よさと感動が詰まった第24巻!

【著者紹介】
幡大介 : 1968年、栃木県生まれ。武蔵野美術大学造形学部卒業。テレビ局嘱託職員、CM制作会社に勤務。95年、文筆業に転じフリーライターとして活躍。2008年「天下御免の信十郎」シリーズ(二見時代小説文庫)で時代小説作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • sin

    将軍家のお世継ぎ影武者騒動を軸にして単発の事件が繰り広げられていくところをみると、どうやらほんとうにドラマに合わせた筋立てのようだ。お世継ぎの若君様は命を狙われる立場でありながら、同心として事件に関わったり、その影武者の卯之吉が知らずと事件を解決したり、双方が程よく絡んで面白いが、前作もそうだが影武者の筈の卯之吉がひょいひょいと屋敷を抜け出せてしまうのはドラマならではのご愛嬌、といったところだろうか(笑)、それにしても、影武者の卯之吉と同心の若君様に同時に使える銀八の苦労は並大抵でないことは確かである。

  • yamatoshiuruhashi

    シリーズ24巻めにして初の短編集3話形式。そしていつもの馬鹿馬鹿しい調子良さの他に登場人物のそれぞれの過去に伴う少し沈鬱な雰囲気をまとった話ばかり。なるほど表題通りである。若君様は未だ本多屋敷に戻らず同心暮らしで張り切り、卯之吉は若君の替え玉と医者であり探偵である役回りを果たしていく。卯之吉、なかなか名探偵ではないか。それぞれの短編の事件、一つ一つは解決するのだが、その黒幕はそのままで大団円はまだ先のようだ。

  • はにこ

    相変わらず狙われ続ける若君。若君は武芸が優れているけど推理はやっぱり卯之吉の方が何枚も上手だねぇ。偽金騒動は未だに解決せず。弥五郎さんの悲しい過去。由利ノ丞のことを好きなところを告白する弥五郎。これからも弥五郎の光となってあげてほしい。

  • ルチル

    意外にも水谷弥五郎の過去でしんみり。そして偽小判のせいで下がった貨幣価値と江戸の経済はまだ戻らず、まだ次巻へ続くようだ。本筋とは関係ないけど荒海の親分の「若様野郎」という呼び方、若様を褒めてるんだかけなしてるんだか判らなくてゲラゲラ笑いました(けなしてます)。★4

  • Makoto Yamamoto

    精巧にできた偽小判の流通で、江戸の景気は底を這うようで上昇の気配は見えない。 そんな中、将軍の弟幸千代と瓜二つの卯之吉。 影武者というより入れ替わってしまったのが、前作。 今回は周りの同心、幸千代、弥五郎が中心で卯之助は「動く骸」でらしさをみせたが、全体として今少し。 次巻での卯之助の活躍を期待。 このままではシリーズへの興味を失ってしまいそう。

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