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戦場の疫学

常石敬一

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784875252269
ISBN 10 : 4875252269
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2005
Japan

Content Description

戦前、生物兵器の開発が「防疫研究」の名の下に大規模に画策された。大戦中、「優秀な」研究者たちが、人体実験を含め細菌兵器の開発・実践に突き進んでいくさまを、科学史の立場から明らかにする。

【著者紹介】
常石敬一 : 1943年東京生まれ。1966年東京都立大学理学部物理学科卒業。1973年長崎大学教養部講師(その後助教授および教授)。1989年神奈川大学経営学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • パトラッシュ

    新型コロナの世界的流行に見舞われている現在、過去の流行病ではどんな対策が取られたか調べるのは不可欠だ。戦前の浜松で46人が死んだ集団食中毒や旧満州国の新京で発生したペストでも、医者や専門家は治療や原因究明に奔走した。しかし石井四郎ら一部軍医は、そこに生物兵器開発のための貴重な経験を見い出した。政治的予断を排して当時の論文や報告書など大量の文献を調べ、浜松から新京へ石井たちの足跡を追いながら、防疫学の名の下に人体実験や実戦使用にまで至る731部隊の前史を描き出す。200頁余の小著ながら、その内容は深く重い。

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