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ISBN 10 : 4788515776
Content Description
細胞は、利己的遺伝子に操られたロボットなのか?最新の細胞生物学、分子遺伝学の研究成果をもとに再検討。利己的なのは、生存のためゲノムを操作する「細胞という乗り物」であり、「生き物」の真の姿は、遺伝子と細胞が相克しあいながら「死を賭して生きる」ことである。細胞進化の歴史から見えてきた、遺伝子と細胞の関係の新しい理解。
目次 : 第1章 利己的遺伝子と乗り物の戦い/ 第2章 利己的遺伝子が進めた細菌の遺伝子進化/ 第3章 真核細胞の出現/ 第4章 真核細胞の寿命と死/ 第5章 動物細胞の利己性/ 第6章 人間が「利己的遺伝子」を操る時代/ 第7章 始原細胞はどのようにして創られたか/ 第8章 「利己的遺伝子」仮説から「利己的細胞」仮説へ
【著者紹介】
帯刀益夫 : 東北大学名誉教授。薬学博士。1943年長野県生まれ。東京大学大学院薬学研究科博士課程修了後、エール大学、カリフォルニア大学サンフランシスコ校へ留学。帰国後は、(財)癌研究会癌研究所研究員。その後は東京大学薬学部助教授、東北大学加齢医学研究所教授、同所長、退職後は、独立行政法人科学技術振興機構プログラム調整室プログラムオフィサーなどを歴任。専門は細胞生物学、分子生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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