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洞窟壁画を旅して ヒトの絵画の四万年

布施英利

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784846017477
ISBN 10 : 4846017478
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ヒトはなぜ、絵を描くのか?ショーヴェ洞窟壁画、ラスコー洞窟壁画、レゼジー村洞窟壁画群人類最古の絵画を、美術批評家の布施英利が息子と訪ねた二人旅。先史時代の絵画から人間はなぜ絵を描くのかという根源的な問題について、旅の中で思索する。その先に見えた答えとは?

目次 : 第1日 最も古い絵画―明日香村・キトラ古墳壁画へ/ 第2日 ショーヴェ洞窟壁画への旅―人類最古の絵画/ 第3日 旅の途中―中世ロマネスクの村へ/ 第4日 レゼジー村の洞窟壁画への旅―本物の洞窟壁画を見る/ 第5日 ラスコー洞窟壁画への旅―ラスコー2とラスコー4/ 第6日 パリへ―そして旅の回想

【著者紹介】
布施英利著 : 美術批評家・解剖学者。1960年生まれ。東京藝術大学・美術学部卒業。同大学院博士課程修了(美術解剖学専攻)。学術博士。その後、養老孟司教授の下での東京大学医学部助手(解剖学)などを経て、現在に至る。解剖学と美術が交差する美の理論を探究している。著書は、約50冊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • はるわか

    話し言葉→絵画→書き言葉。一次視覚=目の視覚、二次視覚=脳の視覚。キトラ古墳:死体と星座の美術館。フランス洞窟絵画:ヒトの絵画の四万年。

  • ぽけっとももんが

    昨年国立科学博物館のラスコー展に行ったのだけれども、新幹線の時間もあって駆け足の見学というもったいないことになってしまった。これはフランスの洞窟壁画を見にいく、美術を学ぶ息子とともにという羨ましいような旅の記録。こどもが言葉を獲得する過程、絵を描き始める瞬間と、人類が言葉を持ち絵を描き文字を習得する進化の過程を重ねるという想像にはわくわくする。太古の昔洞窟で暇を持て余しただれかが燃えさしの炭か何かで絵を描いた、それだけではなく、今のわたしたちにも繋がる長い物語に想いを馳せたくなる。

  • リエ

    美術批評家・解剖学者である布施氏とご子息の主に先史時代の洞窟壁画を巡る旅であると同時に「ヒトはなぜ絵を描くのか」、その起源を探る旅の記録。 専門的な知識を持たない私のような読者のために「夜の語り」という章が設けられていて、知識を補強してくれる。壁画をはじめとしたアートや旅先の景色の描写が生き生きとしていて、おまけに当時のツイッターの呟きも掲載されており、まるで旅に同行させていただいている気分を味わえた。

  • ハチ

    洞窟絵画についての記述はほぼ無意味だ。実物を見るしかないからだwしかし、迫力がある!また神聖だ!ってことは伝わる。この本の真骨頂は[夜の語り]のチャプターだ。面白い。絵画・美術と身体性についての思索は大学講義の雑談のようで。

  • アルクシ・ガイ

    人はなぜ絵を描くのか。クロマニヨン人は絵を描けて、なぜネアンデルタール人は描けなかったのか。長年の謎でした。なるほど、言語が先でしたか。日々獲物を解体していたから、彼らは動物のデッサン力に長けていた。ダ・ヴィンチらルネサンスの巨匠が死体を解剖して筋肉の流れを学んだのと同じだ。

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