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ISBN 10 : 4812215528
Content Description
目次 : 第1章 ヤスパースにおける「実存」の概念と内実―キェルケゴールとの比較(ヤスパースのキェルケゴールへの評価/ キリストの模倣―キェルケゴールにおける実存/ 現実における暗号解読―ヤスパースにおける実存/ 両者における現実の意義)/ 第2章 「思惟の思惟」としての哲学的論理学と「交わりへの信仰」としての哲学的信仰(哲学的論理学と哲学的信仰の概観/ ヤスパースの哲学的論理学としての包越者論/ 実存の信仰としての哲学的信仰―思惟を伴う信仰/ 哲学的論理学と哲学的信仰の関係)/ 第3章 暗号思想の展開(『哲学』における「可能性なき絶対的現実」としての「暗号」/ 『真理について』における「暗号」―内在者における真理への運動/ 『啓示の面しての哲学的信仰』における「暗号」の闘争と暗号からの超出)/ 第4章 交わり思想の展開(『哲学』における実存の規定としての「交わり」/ 『真理について』における「理性」と「交わり」―交わりの非完結性と超越者/ 『啓示に面しての哲学的信仰』における「哲学的信仰」と「啓示信仰」の「交わり」―思惟と啓示)/ 第5章 「交わりとしての思惟」に関する他の思想との比較(カントにおける「共通感覚」とヤスパースにおける「交わり」/ 「非対象的思惟」―キェルケゴールの「逆説」、東洋思想の「レンマ」、ヤスパースの「超越する思惟」としての理性/ 田辺元における対他関係とヤスパースにおける「交わり」)
【著者紹介】
布施圭司 : 1965年東京都生まれ。1989年京都大学文学部哲学科卒業。1995年京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。2014年京都大学博士(文学)。現在、米子工業高等専門学校教養教育科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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