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あなたも名探偵 創元推理文庫

市川憂人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488400668
ISBN 10 : 4488400663
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

謎を愛し推理を愛する読者の皆様は、問題編の文章を読んで真相に辿り着いたでしょうか。事件を解決に導くために必要な手掛かりは、紙上の名探偵たち同様、既に手渡されています。あなたが犯人を、そして小説の向こう側にいる作者をも出し抜くことができるかもしれません。謎を解き明かす愉しさを、どうぞ存分にご堪能ください。六人の推理作家からの挑戦状は、たった一行――犯人は誰か? 豪華作家陣が贈る犯人当て小説アンソロジー。

【著者紹介】
市川憂人 : 1976年神奈川県生まれ。2016年『ジェリーフィッシュは凍らない』で第26回鮎川哲也賞を受賞してデビュー

米沢穂信 : 1978年岐阜県生まれ。2001年『氷菓』で第5回角川学園小説大賞奨励賞(ヤングミステリー&ホラー部門)を受賞してデビュー。11年『折れた竜骨』が第64回日本推理作家協会賞を、14年『満願』が第27回山本周五郎賞を受賞。21年に刊行された『黒牢城』が第12回山田風太郎賞、第166回直木三十五賞、第22回本格ミステリ大賞を受賞

東川篤哉 : 1968年広島県生まれ。2002年〈KAPPA‐ONE〉第一期生として『密室の鍵貸します』でデビュー。11年『謎解きはディナーのあとで』が2011年本屋大賞を受賞

麻耶雄嵩 : 1969年三重県生まれ。91年『翼ある闇』でデビュー。2011年『隻眼の少女』が第64回日本推理作家協会賞ならびに第11回本格ミステリ大賞を、15年『さよなら神様』が第15回本格ミステリ大賞を受賞

法月綸太郎 : 1964年島根県生まれ。88年『密閉教室』でデビュー。2002年「都市伝説パズル」が第55回日本推理作家協会賞を、05年『生首に聞いてみろ』が第5回本格ミステリ大賞を受賞

白井智之 : 1990年千葉県生まれ。2014年『人間の顔は食べづらい』が第34回横溝正史ミステリ大賞の最終候補作となり、同作でデビュー。23年『名探偵のいけにえ人民教会殺人事件』で第23回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • オーウェン

    6人の推理作家によるオムニバス中編集。東川さんはいつものようにユーモアミステリ。家の金庫から盗まれた茶碗を盗ったのは誰かを、探偵の手代木に依頼する。解決後のAIによる愚痴が楽しく、列車によってアリバイが変わるという条件が面白い。麻耶さんはお久しぶりの名探偵木更津悠也の登場。相変わらず遊び心がある飄々とした佇まいだが、被害者が誰か分からない状態で推理していくスタイルは珍しい。そしてラストのゾワッとさせる描写も。法月綸太郎は事故物件で死んだ男の犯人当て。現場に監視カメラがあることで3人の中から1人を絞る作業。

  • あゆみらい

    購入本。文庫のほうです。 読むのに集中力が必要だった。なかなか登場人物が覚えられなくて、推理小説の短編集が苦手。

  • lucifer

    「赤鉛筆は要らない」のみ既読。最近はなかなか犯人当てがある作品が少ないなか、錚々たるメンツによる挑戦状!受けて立たずにはいられない!と、意気込んで読んだが結果は惨敗。駄目だ論理的思考力がだだ下がりしとる。と言うことがわかった。それだけかなりロジカルな作品ばかりで、尚且つそれぞれのカラーが出てて全話面白かった。けど、それでもNo.1を上げろと言われたら、「紅葉の錦」かな。

  • 小梅さん。

    名探偵にはなれそうもないけど、読者への挑戦がはさまれた作品は大好き。 推理に必要なものが全て提示されてからの真相の開示。 うん、楽しい。 東川篤哉と麻耶雄嵩や法月林太郎を1冊で読めるのはアンソロジーならではの贅沢さ。この、ある意味真逆ともいえる作品を立て続けに楽しませてもらった。 麻耶さんの作品は、ミステリはミステリでも、推理小説でない方のミステリっぽくてぞくぞくしたし、法月作品は親子で軽口たたいてるようでいて、なかなかに重いし。 市川憂人さんは、たぶん、初読み。雪の密室で、ちょっと切ないラストがよかった

  • ロロノア・ゾロ

    一言「御馳走でした』 六人のミステリー作家による犯人当て短編集。皆さん、ミステリー界を代表する著名な方々で非常に楽しかった。個性が全開しているし、どれも緻密に練られた作品で満足させて頂きました。これだけ世にミステリーが溢れているのに次々と新たなミステリーが生まれるのは感謝しかない。こんなに楽しい時間が永遠と続けられることにも感謝する!もっと驚くほどのミステリーを書いてください。もっと胸が苦しくなるミステリーを読ませてください。個人的には早くミステリー小説1,000冊読破しなければと強く思った。楽しかった。

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