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いずれ傾国悪女と呼ばれる宮女は、冷帝の愛し妃1 メディアワークス文庫

巻村螢

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784049153057
ISBN 10 : 404915305X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2023
Japan

Content Description

不吉の象徴とされる白髪を持つ、林王朝の公女・紅玉。反乱により後宮を焼け出された彼女は、名を紅林と変え身分を偽り生きていた。しかし、反乱を起こした張本人で冷帝と畏れられる皇帝の後宮に入ることになり――。

【著者紹介】
巻村螢 : 「魔法のiらんど大賞2021」小説大賞“大賞”を受賞した「碧玉の男装香療師は、ふしぎな癒やし術で宮廷医官になりました。」シリーズ(カドカワBOOKS)がコミック化も果たすなど、今注目の作家。異世界から中華風まで、様々な世界観のファンタジー作品を得意とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 坂城 弥生

    紅林の聡明さや優しさが素敵でした。

  • よっち

    ある日反乱で後宮を焼け出され全てを失った林王朝の公女・林紅玉。不吉の象徴と忌まれる白髪を持つ彼女が、後宮の宮女となる中華風後宮ミステリ。五年後、紅林と名乗り貧しい平民暮らしをしていた彼女が、数奇な運命の巡り合わせで後宮に入り、変わり者の衛兵に扮した現皇帝・関玿と一緒に、後宮内の女人を使った妃嬪たちからの窃盗や宴での毒の混入といった事件の謎を、公女時代の知識で鮮やかに解き明かし真相に迫る紅林。一連の事件は過去の因縁や思わぬ真相にも繋がって、シリアスな展開の結末は意外にも微笑ましい感じでなかなか良かったです。

  • 凜音

    読了 林王朝の公女にして不吉の象徴たる「白髪」の紅玉。 反乱により林王朝は火に包まれ、彼女は大切な物を失った… それから5年、紅林と名を変え花楼の下働きとして働くもその髪色から「狐憑き」と渾名されその場を追い出される形で現皇帝:関玿の後宮に入ることに。 皇帝である事を隠した彼と彼女の出逢いでで始まる後宮ロマンス。 さっぱりした感想になってしまいますが、紅林と関玿の様子の変化というのが楽しめました。

  • 栗山いなり

    反乱で全てを失った元公女の後宮でのある種の戦いに挑む様を描いた中華ファンタジー小説。ファンタジーではあるんだが噂に聞いてた通りミステリ色も確かにあった。しかしあの終わり方だとひょっとしたらシリーズ化するかもなとも思った

  • 尚侍

    とっても面白かった。一向にデレないどこぞの後宮の薬屋と比べると、こちらは主人公が普通にデレてくれるので王道の恋愛物に仕上がってますね。ただその分良くも悪くも物語が綺麗に落ちてしまっていて、ここから先があったとしても主人公の立場が強化されすぎてしまい、あまり自由に動けなくなったことで話が続くのかなというところが懸念ではあるものの、このタイトルであれば続編が出てもおかしくないので、そのあたりがどうなるかが気になります。

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