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お金本

左右社編集部

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865282511
ISBN 10 : 4865282513
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

累計5万部の文豪アンソロジー。生きるか死ぬか、お金ばなし100篇。

目次 : 1 俺たちに金はない!/ 2 お金vsプライド/ 3 マネー、マネー、マネー/ 4 出版社お金物語/ 5 借金の作法/ 6 男と女と金/ 7 金と共に去りぬ

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 鉄之助

    左右社さんやってくれました。『〆切本』1、2に続く「3匹目のドジョウ」狙って文豪のお金にまつわるエトセトラをまとめた爆笑本だった。横綱は、やはり太宰治。「生涯いちどの、生命(いのち)がけのおねがひ申し上げます。〜五十円、電報為替にて、明日朝、ぜひとも、お助けください」。義弟の友人の洋画家に書いた借金の手紙だ。大関クラスは、吉川英治の自作の予定価格を見て「極力コストを御研究ねがひます」と値下げせよとの編集者への手紙。「作家だから金がないのではなく、金がないからこそ”真の作家”たり得た」(はじめに)名言だ!

  • キク

    文豪達のお金に関する文章集。芥川賞に落選した太宰が川端に送った「小鳥と歌うことはそんなに高尚か。刺す」という手紙は有名だけど、借金依頼の手紙も同じ熱意で書いていた。「原稿料で呑んでしまい、金は返せない。でも今度競馬に行くから楽しみにしていてくれ」は堕落論の坂口安吾。「一億円は1円玉だと路線バス2台を埋め尽くすくらい」は村田沙耶香。「世間で言われているほどいい暮らしが出来ていない」と愚痴るのは夏目漱石。春樹さんのエッセイも載っていた。文学全集へ載せることだって断る春樹さんも、この企画は面白がったんだろう。

  • Shoji

    文豪と呼ばれる大作家先生方のお金にまつわるエッセイ、日記、手記を抜粋して集めたアンソロジーです。お金の苦労話、お金に翻弄されるさまを垣間見ることができます。純粋に稿料や印税だけで食べていける作家さんは氷山の一角だと聞く。まさに売れてナンボの世界ですね。辛い稼業だ。

  • あじ

    【〆切本】の左右社がまたまたユニークなアンソロジーを発刊。文豪たちの金銭事情を取りまとめた出納帳、腹持ちの良い読後を残したのはつげ義春氏の漫画でした。ポケットの中にあって然るべき“安心の三百円”が、喉に引っ掛かった小骨のように取れません。◆既読本ピックアップ選書「お金がない!※アンソロジー」河出書房新社刊、「私の貧乏物語※アンソロジー」岩波書店刊

  • Fondsaule

    ★★★☆☆ お金の話。やっぱり作家は大変なんだと思った。冒頭、渋沢栄一の『効力の有無はその人にあり』 が一番よかったかもしれない。このシリーズではないが、以前読んだ「推薦文、作家による作家の」みたいなのはよかったがなぁ・・・

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