Books

野暮は承知の落語家論 人生と芸の交差を読む

工藤保則

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784787274786
ISBN 10 : 4787274783
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

落語家にとって「芸」とは何か。人生の歩みがどのように芸に生かされ、芸が磨き上げられてきたのか。落語家一人一人が人生をかける芸の魅力はどこにあるのか。

35年間、落語を聴き続ける社会学者が、落語家の「人生と芸」を軽妙な筆致で描く。

落語の基本的な知識を押さえたうえで、本人や関係者が語る言葉、評論家の文章、通った高座の記憶から、落語家の古今亭志ん朝、立川志の輔、柳家喬太郎、春風亭一之輔、俳優の小沢昭一、講談師の神田伯山のライフヒストリーを丁寧に浮き彫りにする。

古典から新作まで、様々な落語や芸を練り上げる6人に通底する「承知のうえでの野暮」=観客を選ばない芸という側面に光を当て、笑いという希望を多くの人に与える落語家の「人生と芸」の奥深さを描き出す。

【目次】

まえがき
第1章 笑いという希望――落語
第2章 若旦那のキョウジ――古今亭志ん朝
第3章 座布団の上の演劇――立川志の輔
第4章 「間」の可能性――柳家喬太郎
第5章 生活者の了見――春風亭一之輔
第6章 新天地からふるさとへ――小沢昭一
第7章 野暮さえも飼いならす――神田伯山
野暮を承知で――あとがきにかえて

【著者紹介】
工藤保則 : 1967年、徳島県生まれ。龍谷大学社会学部教授。専攻は文化社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Recommend Items