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だんじり認知症サポーターの軌跡

川端徹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344948082
ISBN 10 : 4344948084
Format
Books
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
川端徹 ,  

Content Description

住み慣れた街でみんなが安心して暮らし続けるために―。だんじり祭×認知症サポーター。脳神経内科クリニックの院長が実践する、認知症バリアフリーの街づくり。地域に根ざしたイベントを活用し、サポートの輪を広げる。

目次 : 第1章 迫りくる2025年…高齢者の5人に1人は認知症!?増え続ける認知症高齢者の社会問題(ゴミ屋敷からの認知症患者救出作戦/ 超高齢社会の2025年問題とは何か ほか)/ 第2章 患者が安心して暮らせる“認知症バリアフリーの街”へ患者と家族を見守る「認知症サポーター」の輪を広げることが不可欠(なぜ「認知症」という呼び名に変更されたのか/ 認知症を知り地域をつくる10ヵ年構想 ほか)/ 第3章 地域に根ざしたイベントを活用するという発想“だんじり祭”のコミュニティを活かした認知症サポーターの増員(2011年、泉大津市の認知症サポート医になる/ 認知症サポーターを拡大する秘策とは? ほか)/ 第4章 交流の場の設置、地域活動への参加支援、見守りネットワークの構築…認知症サポーターによる患者のためのさまざまな取り組み(だんじり認知症サポーターの実態/ 万引き犯と間違われた認知症のおばあさん ほか)/ 第5章 正しい知識や理解を広めることで“認知症バリアフリーの街”は実現できる(全国でも広がる認知症サポーターによる取り組み/ だんじりサポーターの輪、羽曳野市、大阪市鶴見区にも広がる ほか)

【著者紹介】
川端徹 : 1962年大阪府泉大津市生まれ。父は医師、母は薬剤師で、幼少期より父の仕事を見ていたことから医師を目指す。1988年に滋賀医科大学医学部を卒業し同大学第三内科へ入局。医学博士。1994年、国立療養所宇多野病院神経内科に勤務。その後、総合病院での勤務を経て、1999年滋賀医科大学第三内科助手となる。医学研究者に惹かれていたが、父の後を継がないといけないという思いはあった。2000年に長浜赤十字病院神経内科部長、2005年にベルランド総合病院神経内科部長を務め、2008年に父が他界したことを機に継承し川端医院を開設。認知症サポート医の資格を2009年に取得。2015年RUN伴に参加、2018年から現在までラジオパーソナリティを務めるなどさまざまな活動を行う。現在、泉大津市医師会副会長、泉大津市医師会附属看護高等専修学校校長、大阪府内科医会理事を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • かんば ひさし

    泉大津市の認知症医が、だんじりコミュニティをまるごと認知症サポーターにした痛快な軌跡。地域ケア会議でこの案を発言すると「先生、だんじり関係者にそれを言っても無理ですわ!」と言われた。しかし、だんじり仲間に理解を得た後、RUN伴や地域FMなどいろいろなマスメディアへと理解の輪を広げていった。2014年には70代後半のおばあさんがスーパーでレジで精算を忘れ万引き扱いされた時代から、認知症にやさしい店マップをつくったり、サポーターのバイク屋が道に迷ったお年寄りを何人も自宅まで送り返しすまで泉大津市は変わった。

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