Product Details
ISBN 10 : 479176935X
Content Description
民族独立・自決の機運に沸くアフリカで研究をスタートさせた若き人類学者は、その地に何を見て、何を考えたのか。サバンナに生きる人々の、すべてが新鮮・刺激的な息づかいに、文化とは何か、人間とは誰かの根源的課題に対峙する―。国際的な第一者の鮮烈で躍動する青春のドキュメント。
目次 : 1 懐かしい異郷(異文化とつきあう―モシ王国と私1/ 懐かしい異郷―モシ王国と私2/ 懐かしい異郷を再訪する―エピローグ/ アフリカ−。もうひとつの宇宙へ―三宅一生との対話/ アフリカのデザイン―三宅一生との対話の余白に)/ 2 エキゾチックな故郷(エキゾチックな故郷/ 海と江戸=東京)/ 3 新しいアフリカを求めて(アニメ「さあれ往時の黒ん坊はいまいづこ」を観て/ パリのアフリカ人/ 新しいアフリカを求めて/ 「つながり」の活性化―アフリカから学んだもの/ アフリカ的価値の復権のために―アフリカ文化アカデミー創設会議に出席して)
【著者紹介】
川田順造 : 1934年生まれ。文化人類学者。東京大学教養学科卒業。パリ第5大学民族学博士。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授を経て、神奈川大学特別招聘教授。主なる著書:『曠野から』(日本エッセイスト・クラブ賞)、『無文字社会の歴史』(渋沢敬三賞)、『聲』(歴程賞)、『口頭伝承論』(毎日出版文化賞)、ほか多数。1994年フランス政府文化功労賞、2009年文化功労賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
