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ISBN 10 : 4122053854
Content Description
日本人と同じモンゴロイドの遠い枝分かれが、地球の対極で、16世紀以来の白人の掠奪と殺戮の果てに、いま絶滅の危機に追い込まれている。レヴィ=ストロースが名著『悲しき熱帯』の舞台となったブラジルを訪れて50年後、恩師の足跡をたどってこの地を旅した文化人類学者は何を見たか。最後の狩猟採集民ナンビクワラの現状にも接し、「なぜ熱帯は悲しいのか」を考える。
目次 : 1 反世界としてのブラジル(堆積する誇大妄想/ 歴史の気まぐれ ほか)/ 2 灰まみれのモラトリアム・ピーターパンたち(笛を吹く男たち/ 正座する女 ほか)/ 3 なぜ熱帯は今も悲しいのか(ヨーロッパ文明にとっての新世界/ すべてを奪われた人びと ほか)/ 4 「紐文学」と口誦の伝統/ 5 私にとってのブラジル―十二年ののちに(“南蛮時代”の意味/ ベニンと日本 ほか)
【著者紹介】
川田順造 : 1934年東京生まれ。東京大学教養学部教養学科(文化人類学分科)卒、同大学大学院社会学研究科博士課程修了。パリ第五大学民族学博士。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授、広島市立大学国際学部教授、神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科教授を経て、神奈川大学特別招聘教授、神奈川大学日本常民文化研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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カネコ
読了日:2012/07/02
梅子
読了日:2023/01/18
人民の指導者
読了日:2011/06/14
冬月
読了日:2011/04/07
yagian
読了日:2011/09/16
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