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開業から3年以内に8割が潰れるラーメン屋を失敗を重ねながら10年も続けてきたプロレスラーが伝える: 「してはいけない」逆説ビジネス学

川田利明

User Review :3.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784847098291
ISBN 10 : 4847098293
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

全国の店舗数は約30000軒!必要な開業資金は1000万円!10年続くお店はたったの1割!「現役時代に購入したベンツ3台を売り払ってわかった“俺だけの教訓”伝えます」

目次 : 第1章 「デンジャラスK」が「麺ジャラスK」に“転職”した理由(セカンドキャリアなんて一度も考えたことがなかった/ ひとりで厨房を回す術は高校時代に身に付けた ほか)/ 第2章 ラーメン屋は四天王プロレスばりに過酷な世界だった!(別にラーメン屋じゃなくてもよかった?!俺流セカンドキャリアのスタート/ 絶対に真似をしてはいけない俺流物件選びで優先したものは? ほか)/ 第3章 そして、俺はベンツを3台、スープに溶かした…(オープンしてから1年後…あそこがリアルな「辞め時」だった/ 「旨い麺を出せば客は来る!」そんな考え方が赤字を膨らませた ほか)/ 第4章 個人経営店の難敵!ラベリング効果と大手チェーン店の奇策(10年続くラーメン屋はたったの1割!―3年以内に8割の店が廃業するサバイバル業界/ たかがラーメン、されどラーメン―会社は絶対に辞めないほうがいい「ノビノビ」の意味を履き違えるな! ほか)/ 第5章 それでもラーメン屋になりたい人に教える『俺だけの王道』辛口10箇条!(初期投資は『回収できない』ものとして腹を括れ!/ 新規オープン時でも不格好な接客はしてはいけない! ほか)

【著者紹介】
川田利明 : 『麺ジャラスK』店主/プロレスラー。1963年12月8日生まれ。栃木県下都賀郡大平町(現:栃木市)出身。高校ではレスリング部に所属し、国体優勝後の1982年の3月に全日本プロレスに入団。同年の10月4日、冬木弘道戦でデビューを果たす。1994年、日本武道館大会にて第12代三冠ヘビー級王者となった。現在、選手としてはリングから遠ざかっているが、2010年6月12日に、ラーメンと鶏の唐揚げを看板料理として、自身のニックネームにちなんだ『麺ジャラスK』を開店(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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タイトルが長い。そして、本書のエッセンス...

投稿日:2021/06/29 (火)

タイトルが長い。そして、本書のエッセンスはタイトル通りで、10年もラーメン屋を続けるのは至難の業であるものの、本書はラーメン屋をやるうえでこれだけはやってはいけないことを指南してくれる一冊でもある。結局、開業資金として準備した1000万円はすぐに溶け、プロレスラー時代に所有していたベンツ3台もすぐに換金し、それでもなんとか続けられるというのがラーメン屋の世界。まあ、ここのお店の立地が絶望的に悪いというのもあるのだが。

DJもちお さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • T2y@

    デンジャラスKから、麺ジャラスKへ。 戦いの舞台はリングからラーメン店へ変われども、困難な状況も意地で立ち続けるその姿に今も胸アツ。 看板メニュー「カレー白湯麺」目の当たりにすると、あのタイツの黄色イメージも蘇るのだろうか… お店に、行けばわかるさ。

  • Y2K☮

    世田谷区にある川田のラーメン屋。行きたいと思いつつルールが面倒とかラーメンだけ頼むと出るのが遅いなどのネット情報の影響で二の足を踏んでいた。それらの理由は納得できた。要は少ない人手で店を回す為の自衛策であり、あとはオープン当初の不慣れな頃の話がそのままネットに残ってると。矢野さんの店みたいに立地さえ良ければ、と思うが移転できない事情も分かった。個人経営の飲食店の厳しさ。チェーン店よりも仕込みや支払いが大変だし、値段でも勝てない。私の行きつけの店も個人経営。もっと目に見えない手間を感知できる人間でありたい。

  • かごむし

    そこそこプロレスファンなので、全盛期の頃の筆者の試合をテレビで見ていたことがある。あの人がラーメン作りですかと、そんな興味本位で手に取った。元トッププロでも、引退後のセカンドライフを築いていくのは大変なことなんだという生々しさが本には凝縮されていた。資本力の弱い個人事業主が、知識も経験もないところから一日一日を生き抜いてきて10年。そう、あの歯をくいしばった野獣のような表情が、目に浮かぶようだった。著者の店「麺ジャラスK」一度は行ってみたくなったけれど、確かにちょっと交通の便がよくなくて尻込みしてしまう。

  • Y2K☮

    田上明の著書を読んだ流れで名パートナーの本を再読。あの立地で10年以上粘っていることがすごい。全日本プロレスの新人時代に考案した「カレーちゃんこ」がいまの看板メニュー「カレー白湯ラーメン」に繋がっている事実も興味深い。好きなこと、というよりは得意なことや長期間続けても耐えられることこそ天職なのだ。ラーメン屋の過酷な実態と閉店率の高さ、そして報われなさはある意味で書店以上。自営業ゆえ諸々を己で決められる自由さはあるかもしれない。でも少なくとも自分のことに自由に使える時間は会社勤めの方が確保しやすい気がする。

  • フク

    図書館。 デンジャラスKこと、川田利明によるラーメン屋マニュアル本。 「ラーメン屋を開業してはいけない」という強いメッセージが伝わってくる。ここまでやめとけを連呼するマニュアル本もあるまい。 同時に伝わってくるのは著者の料理に対するこだわり。ここまで言われたら『麺ジャラスK』行きたい。そしてカレー白湯ラーメンと唐揚げ食べたい。

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