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潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官 講談社文庫

川瀬七緒

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065147023
ISBN 10 : 4065147026
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

伊豆諸島の「神ノ出島」でミイラ化した女性の遺体が発見された。首吊りの痕跡から、解剖医は自殺と断定。死亡推定月日は三ヵ月以上前とされた。第一発見者によれば、島の犬が遺体を引きずってきたらしい。だが、法医昆虫学者・赤堀涼子が、微物と現場周辺を調べた結果は…。大好評警察ミステリー・シリーズ。

【著者紹介】
川瀬七緒著 : 1970年、福島県生まれ。文化服装学院服装科・デザイン専攻科卒。服飾デザイン会社に就職し、子供服のデザイナーに。デザインのかたわら2007年から小説の創作活動に入り、2011年、『よろずのことに気をつけよ』で第57回江戸川乱歩賞を受賞して作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    川瀬さんの法医昆虫学捜査官シリーズの文庫本最新刊です。今回は東京都のある島での自殺体がミイラ化した状況で発見されます。この主人公コンビがさらにこの島でミイラ死体を5体発見します。なぜミイラ化するのかということがよくわかりました。昆虫の仕業が影響しているということでよくわかりました。またこのような自殺体の背景もうまく描かれている気がしました。

  • 五右衛門

    読了。はい。相変わらず虫たち(今回は外来種のアリ)大活躍でした。いやいや虫を辿っていった主人公の赤堀先生がまたまた大活躍でした。けれど本当に危なっかしいです。今回ももう少し岩楯の到着が遅れていればマジ危なかったです。このシリーズのミステリー要素も楽しみです。最後にすべてが繋がり事件解決。犯人は蟻にでも襲わせれば良いでしょう。スッキリしました。自殺した彼女と彼女の妹は辛かったでしょうが…シリーズ追いかけます。

  • はつばあば

    おや!赤堀女子が若返ってきているように思うのは真夏の伊豆諸島だからかしら(^^♪。今は猫ブーム。過疎の島?を猫島にしようとしながらネット社会を煽りゴシップと神話で島おこしを目論む青年団。それにしても生きにくい世の中になったものですねぇ。死体の側に虫がいないのも問題だし外国からの蟻さん来日も困りもの。格差社会が与える若い人たちの貧困と自殺願望も。だからこそ内容はいつにも増して冴えている。岩楯さんの赤堀さんへの想いに気がついてないのが微笑ましい。

  • sin

    でた!虫祭り〜、戦慄の登場アカカミアリ!そしてデビュー作『よろずのことに気をつけよ』を彷彿させる木乃伊や島に伝わる民俗学的な因習を絡めた不条理な状況を見事に解き明かしていく手腕が楽しめる。何より毎度お馴染み法医昆虫学者の破天荒なキャラに思わず笑ってしまいます。

  • yu

    Kindleにて読了。続けざまに読了。今回は離島で見つかったミイラ。ミイラに巣食うアリって、インディ・ジョーンズの世界。。。見たら卒倒しそう。こういうしょうもないクソガキって、本当に腹立つ。ちなみに、今回はウジ虫の出番はものすごい控えめだった。

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