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さいえんす川柳 「研究者あるある」傑作選 ブルーバックス

川柳intheラボ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065209592
ISBN 10 : 4065209595
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2020
Japan

Content Description

研究者が詠む、研究者のための「あるある川柳」。自分の予定よりもマウスやハエの都合を優先し、毎日世話している細胞にときめき、誰もいない深夜のラボで実験の成功を噛み締める…。実験をこよなく愛し、論文アクセプトのために奮闘するライフサイエンスの研究者たちが、笑いと悲哀に満ちた日常を綴ります。本書には、川柳イベント『川柳in theラボ』に投稿された6815句の中から厳選した、傑作170句を掲載!

目次 : ライフサイエンス研究の「七つ道具」/ 第1章 「研究者あるある」編/ 第2章 「実験大好き」編/ 第3章 「メゲズガンバル」編/ 第4章 「愛すべきボス」編/ 第5章 「胸キュン」編/ 第6章 川柳オブ・ザ・イヤー

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やすらぎ

    研究者は実験室で時を忘れる。お腹も空かなくなるし、眠りながらも考える。煮詰まって散歩をしてふと閃く不思議な世界。ブルーバックスだから出版できた川柳本といえる。✨やめてくれ培養前に納豆は✨良い結果出したら逆に疑われ✨日夜考え続け、発見の期待は跳ね返され研究を重ね、この星の神秘を紐解いていく。何がどこでどう繋がっているのかなんて誰もわからないのだから。いつの日にか大発見が生まれるのだろう。人間の興味はどこまでも果てしない。宇宙の始まりも終わりも彼らによって導かれるだろう。さて、私も一句✨考える後ろ姿が美しい✨

  • けんとまん1007

    参りました、降参です。もう、楽しくて楽しくて、笑いっぱなし。一つのことに没頭すると、こうなる・・・と、それに近いこと、何度もあったなあ〜。

  • trazom

    サイエンスとは言っても、主にバイオサイエンス系の「研究者あるある」。ページを繰りながら、「理系だなあ」「研究者だなあ」としみじみ感じる。内容が説明的で、また専門用語を多用した楽屋落ちのようなネタが溢れている。ナルシズムとシニシズムとが一体となった屈折した研究者たちの心情が垣間見え、これじゃ、社会の共感は得られないと心配になる。恒例の「サラリーマン川柳」には、自らの境遇を笑い飛ばしながら社会に向けて放つ毒の豪快さがあるけれど、この「さいえんす川柳」は、箱庭のような小さな世界の中の相互憐憫に見えてしまう。

  • booklight

    ライフサイエンス系の研究生活をまとめたあるある川柳。実験の刹那を切り取ったものから人生の深淵まで覗けちゃう。「足音でラボのメンバー同定す」ありますね。「間違えてたまの休日ラボにくる」公私がない。「頼むから話しかけるなカウント中」時蕎麦か!「あぁその日俺はいいけどハエがダメ」優先順位がハエ…「実験がすべて順調嫌な予感」つらい実験が多かったのか「いつやるのたまには言いたい明日でしょ」明日できることは明日「論文を指導して知るボスの愛」親心子知らず「細胞に意外といるのよイケメンが」細胞にまで愛が広がっている。

  • たまきら

    どこの専門職さんもいろいろやらかしていますねえ。何句かは娘と一緒に笑い転げました。「細胞の前にチームが分裂し」とか、「デート服白衣なしじゃコーデむり」とか。研究職かあ…面白そうだなあ!

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