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幻視する近代空間 迷信・病気・座敷牢、あるいは歴史の記憶

川村邦光

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784787232649
ISBN 10 : 4787232649
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2006
Japan

Content Description

血税一揆、トラホーム、狐憑き、座敷牢などを軸として、変容する民衆の心性・コスモロジーと、それが近代国家による「死の共同体」へと統合されていく過程を透視する転換期の精神史。

【著者紹介】
川村邦光 : 1950年生まれ。大阪大学教授。専攻は宗教学・近代文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ルートビッチ先輩

    日本に「近代」が発生するときに起きた「迷信」の排除について。迷信は西洋から異物・異人が流入してくることによって、それらとの差異として作り出された。そして作り出された後、教育的な言説、医学的(分析的)な言説によって、排除されていく。例えば狐憑きは狐という霊的な存在の力によるものではなく、内在的な特性に原因を求められるようになる。「脳」も「誕生」する。そしてこれは内と外という判断を作り出し、ナショナリスティックな欲望とも結託していく。柳田国男が「家」、「祖先」を希求したこととこの動きとの違いは捉えられるか?

  • しぼ

    「座敷牢」に関する文献が欲しくて読んだのだが、予想外の収穫があった。近代がどうやって「迷信」を抹消しようとしたか、また霊魂をどう扱おうとしたのか。中でも最大の収穫は芦原将軍という人物を知れたことだろう。彼のようなユニークな人物が存在したことを寡聞にして知らなかった。彼を扱った作品などあれば、是非読んでみたいものである。

  • いすか

    近代がどのようにかつての風習などを「迷信」と名付けて退けたかや、精神的な病をどのように考えて対処してきたかなどがが書かれており、興味深かった。 座敷牢への監禁が「推奨」されていた行為だったとは知らなんだ。

  • 「幻視する近代空間」って何度見てもカッコイイ日本語

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