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Chatgptの先に待っている世界

川村秀憲

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784907623623
ISBN 10 : 4907623623
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人工知能が急速に能力を高めているなか、近い将来、シンギュラリティは本当にやってくるのだろうか。それはいつごろなのか。人間の価値観を揺るがすような、パラダイムシフトは起こるのだろうか。そのとき、労働はどう変わる?教育は?芸術はどうなる?富の偏在はどうなる?著者は、俳句を生成する人工知能「AI一茶くん」を開発した人工知能研究者。研究者から見たChatGPT出現の意味とは。ChatGPTなどの大規模言語モデルの仕組みから、近未来の社会変容までを平易に解説。

目次 : 序章 六十七年の時を経て/ 第1章 人工知能は自ら学習する―脳の仕組みとディープラーニング/ 第2章 本能と知能と、生と死と―「知能」と「人工知能」の違い/ 第3章 ChatGPTで見えた次のフェーズ―人工知能研究の現在地と近未来/ 第4章 人工知能との「協働」シナリオ―「強い人工知能」と「弱い人工知能」/ 第5章 新たな価値の出現と富の再配分―人工知能時代のパラダイムシフト/ 第6章 人工知能が人工知能を開発する日―研究の最前線と課題/ 第7章 代替される「知能」、代替されない「芸術」―人間に残される仕事は何か/ 第8章 一変する「教育」の風景―人工知能時代に必要な自発的「学び」/ 終章 人間とも人工知能とも「仲良く」する力

【著者紹介】
川村秀憲 : 人工知能研究者、北海道大学大学院情報科学研究院教授、博士(工学)。1973年、北海道に生まれる。小学時代からプログラムを書きはじめ、人工知能に興味を抱くようになる。同研究院で調和系工学研究室を主宰し、2017年9月より「AI一茶くん」の開発をスタートさせる。ニューラルネットワーク、ディープラーニング、機械学習、ロボティクスなどの研究を続けながらベンチャー企業との連携も積極的に進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Take@磨穿鉄靴

    ChatGPTとタイトルにあるけれどChatGPTというよりもっと広範に人工知能、AIについてその生い立ちから現在に至るまでの大まかな流れを分かり易い言葉で伝えてくれている。専門家が深堀りする様な内容ではなく門外漢の私の様な人間が読んでも楽しめる内容。「知能」とは何かとか哲学的な内容も含まれており、今後多くの人に一度目を通してもらいたい内容。無かったことには出来ない技術。私の居ない50年後の世界はどうなっているのだろうか。★★★☆☆

  • もちこ

    chatGPTの源泉となる人工知能(AI)の始まりから、人工知能と調和していく未来を実現するためには、という時系列で説明してくれたので、頭に入りやすかった。人工知能の研究は1956年から行われていたのだと知って驚いたし、近年の驚異的な技術力向上のスピードにも驚いた。 「生まれた技術はなかったことにはできない」という言葉が印象的。 悪用したり排除したりするのではなく、新しい技術を上手に利用していくためにはどうすれば良いかを考えたり、柔軟に考え方を変化させていく必要があるのだという著者の主張に共感した。

  • Ujiro21

    あるブログ記事から。俳句生成AIに取組む専門家からの視点と言うことで読んでみる。当たり前に享受し始めた生成AIを、チューリングテストを説明し人工知能とは何か説明する。一般的な読み物としての本を目指してか、冗長でいてベーシックインカムやロボットへの応用など何処かで誰かが論じている内容で薄味な印象。chatGPTネタに金稼ぐ一冊かとちょっと残念。著者がシンギュラリティに、興味あることは伝わったが定義曖昧でぼやける。人工知能とAI技術の話が混在してお腹いっぱいになった

  • Humbaba

    新しい道具を使うことで、これまでとは違う世界が生まれる。新しいものを受け入れるというのは拒否感を覚える人が多い。大きく変わるようなものほどそれによるマイナス面も生じがちである。例えば車を使うことで人はあるかなくなり、それにより健康面ではマイナスも生じてきているし、エネルギーの消費も増えた。しかし、それらのマイナスを大幅に上回るプラスを得られているため、広く使われている。ChatGPTもそれと同じように世界を変えて、大きく使われる可能性を持っている。

  • butako

    悶々としていたChatGPTと教育について、クリアになりました。とともに、自分がリタイアの年でもあるので、ほっとしました。自分は”その先”にはいない年であるということに。同時に寂しく、悲しくもありましたが。

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