Product Details
ISBN 10 : 4627465017
Content Description
現在まで、社会基盤の整備のために多量のコンクリートが使用されてきたが、将来における建設材料としてのコンクリートの用途は多様である。このような現状において、建設分野に関連する学科の学部学生は、コンクリートの耐久性、強度、変形などについて、それらの工学的知識や考え方だけでなく、これらのコンクリートの特性に関連する材料科学の素養を習得することも重要となってきている。本書は、このような状況を踏まえて、コンクリート工学の教育・研究に携わってきた著者らが、技術者・研究者・学部学生用にわかりやすくまとめたものである。
目次 : 第1章 原子間結合/ 第2章 表面の特性/ 第3章 セメントの水和反応とコンクリートの微視構造/ 第4章 変形機構/ 第5章 物質移動/ 第6章 劣化機構
【著者紹介】
川村満紀 : 1962年京都大学工学部土木工学科卒業。1964年京都大学大学院工学研究科修士課程修了。1964年京都大学工学部土木工学科助手。1976年金沢大学工学部土木工学科助教授。1979年金沢大学工学部土木工学科教授。1970年工学博士。現在、金沢大学工学部土木建設工学科教授
S・チャタジー : 1950年カルカッタ大学化学科卒業。1952年カルカッタ大学応用化学科修士課程修了。1962年ロンドン大学助手。1967年ロンドン大学講師。1972年デンマーク工業研究所研究員。1990年金沢大学工学部土木建設工学科教授。1992年デンマーク工業研究所研究員。1958年Ph.D.現在、フリーランス。コンサルタント(株)(デンマーク)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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