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今と未来がわかる カーボンニュートラル

川村康文

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784816376382
ISBN 10 : 4816376380
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

毎年やってくる耐え難いほど暑い夏、大型のまま北上し被害を拡大する台風、地球温暖化はなんとか止めなければならないと誰もが考えているはず。その重要なアプローチの一つがカーボンニュートラルです。だからこそ将来性に惹かれ、興味を持つ人が増えています。

■温室効果ガス削減の取り組み
地球の温暖化の直接の原因が二酸化炭素にあるかどうかは、まだ、はっきりとはわかっていません。しかし、二酸化炭素に温室効果があることはわかっています。本書では、温室効果ガスの削減に向けて、日本と世界各国、国際的な取り組みがはじまっているところから解説しています。

■切っても切れないエネルギーとの関係
日本では現在、二酸化炭素を排出するエネルギー源が主となっています。本書では、経済安全性を担保するためにも持続可能な再生可能エネルギーが求められること、伸びしろのあるエネルギー源や関連技術、それらの課題について解説しています。

■カーボンニュートラルの中身
本書では、カーボンニュートラルの中身にあたる、カーボンリサイクル、ネガティブエミッション、二酸化炭素の分離・回収・輸送・固定する技術、二酸化炭素のエネルギー化や製品化の試みを解説するとともに、カーボンニュートラルをサポートする蓄電や畜エネルギー、省エネルギーなどの技術を解説します。

■カーボンニュートラルへの具体的な取り組み
製造業や輸送業にとって、カーボンニュートラルはコストに直接かかわります。本書では各業界、各産業の取り組みとともに、SDGs(持続可能な開発目標)、 ESG投資(環境に配慮した経営を行う企業への投資)、政府による脱炭素化への補助金と支援について解説しています。

【目次】
Chapter 1 カーボンニュートラルで世界を変える
Chapter 2 カーボンニュートラルを目指す日本と世界の動き
Chapter 3 カーボンニュートラルとエネルギー
Chapter 4 カーボンリサイクルとは
Chapter 5 カーボンニュートラルをサポートする技術
Chapter 6 カーボンニュートラルへの取り組み
Chapter 7 カーボンニュートラルへの道

【著者紹介】
川村康文 : 1959年、京都府生まれ。京都教育大学教育学部特修理学科卒業後、京都大学大学院エネルギー科学研究科エネルギー社会環境学専攻博士後期課程修了。京都教育大学附属高等学校教諭、信州大学教育学部助教授ののち、東京理科大学理学部第一部物理学科教授。2022年4月にオープンした体験・体感型科学館の北九州市科学館「スペースLABO」の館長もつとめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち

    地球温暖化を止めるためのアプローチであるカーボンニュートラル。その現状と課題、実用化が待たれる技術について解説した1冊。カーボンニュートラルとはどういうものか、その定義と脱炭素・低炭素化、世界と日本の温室効果ガス排出の現状、社会や生活にどんな影響があるのか。日本・アメリカ・欧州・中国・アジア各国・発展途上国それぞれの取組み、エネルギー事情と再生可能エネルギー・太陽光・風力・原子力発電の現状、カーボンリサイクル、サポートする技術、取り組みやすい・取り組みにくい部分など、その全体像をイメージできる一冊ですね。

  • kouki_0524

    分かりやすく、網羅性もある。トランプ大統領2期目の最新の状況については反映されていないが、ほぼ最新の説明になっているのではないか、と思う。 細かく理解したい人にはそれなりに詳細まで書かれているし、見出しや太字を中心に追いかけるだけでも概要が理解できるようになっていて、初学者にうれしい本だった。

  • Go Extreme

    畜エネルギー技術: エネルギー需給の安定化 カーボンニュートラル達成ー持続可能な社会実現 蓄電池技術ーリチウムイオン電池やナトリウム・硫黄電池 圧縮空気エネルギー貯蔵=CAES 超伝導磁気エネルギー貯蔵=SMES 水素エネルギー: 水素をエネルギー源とする技術 水素の製造方法ーグレー水素→グリーン水素へ ネガティブエミッション技術: 二酸化炭素の回収・利用=CCUS技術 固定化技術 企業の役割と社会的責任: カーボンニュートラル推進 ESG投資拡大 未来展望: 技術革新の必要性 持続可能な社会の実現

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