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「若者」の溶解

川崎賢一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326654048
ISBN 10 : 432665404X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「若者」というカテゴリー。その輪郭が溶解し、もはや主語の位置を占めるのが難しくなってしまった現在。「若者研究」はいかに可能か?

目次 : はしがき/ 第1章 日常的革新としての消費/ 第2章 「若者のアイデンティティ」論の失効と再編/ 第3章 「若者」はいかにしてニュースになるのか/ 第4章 現代的イエ意識と地方/ 第5章 近代的「恋愛」再考―『女学雑誌』における「肉体」の二重性/ 第6章 地元志向の若者文化―地方と大都市の比較調査から/ 第7章 コスモポリタニズムの日常化/ 終章 若者の溶解と若者論/ あとがき―青年文化の現代的展開と可能性

【著者紹介】
川崎賢一 : 1953年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。現在、駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部教授

浅野智彦 : 1964年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京学芸大学教育学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おさむ

    消費や趣味の多様化や政治離れ、育った環境の違いなどからいまの日本社会は、かつてのような「若者世代」を定義できなくなっている。この本のように社会学者がこれを言い出してしまうと、おまんま食い上げのような気もするが、言ってることは正しい。団塊の世代とそのジュニア世代までがそのボリューム感から若者の世代論としては、比較対象になりうるぐらいかも。若者の〇〇離れというニュースば多いですが、それは一面的な切り取り方であることをこれからは自覚することが大事ですね。

  • ますたけ

    若者の溶解と若者論が印象に残る。若者を語る人々の足場が変化している。もう一度読んでみたい。

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