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核兵器をなくすと世界が決めた日

川崎哲

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784272211272
ISBN 10 : 4272211277
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

2017年ノーベル平和賞を受賞したICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)を中心に、世界の核被害者たちの声と、平和を願う人びとの連帯が生んだ核兵器禁止条約。その誕生の物語を通じて、子どもたちに希望を伝える。英文対訳つき。小学校4年生以上の漢字にふりがな。

【著者紹介】
川崎哲 : ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)国際運営委員、2021年より会長。ピースボート共同代表、日本平和学会理事

高橋真樹 : ノンフィクションライター。NGOスタッフ時代に世界各国で「ノーモア・ヒバクシャ展」を主催

岩〓由美子 : 原爆の図丸木美術館国際コーディネーター。ピースボートの「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」で世界各地で被爆者の証言会に携わる。現在は広島県とICANが開講する「広島‐ICANアカデミー」のコーディネーターなど、さまざまな形でICANの活動に関わる

TOTO : Mar´ia Antonia P´erez Mej´ia。デザイナー、イラストレーター、アクティビスト。コロンビア在住。ピースボート、ICANなど国際的な平和教育プログラムや、アートで社会変革をめざすプロジェクトに携わり、世界各地で活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • とよぽん

    核兵器禁止条約をつくった人々は素晴らしい。人類の英知、博愛、勇気! 世界平和への究極の条約に、人は信じるに足る存在であると再認識した。条約が効力を発揮するためにも、日本政府が進むべき道をすみやかに決断してほしい。

  • k sato

    核兵器のない2045年!原子爆弾の被害を受けたのは、広島・長崎だけではありませんでした。ビキニ環礁水爆実験、秘密裏の核実験、ウラン採掘、核のゴミ問題など、世界全体にその被害が及んでいる事を、この絵本で知りました。その核を廃絶しようとする動きが起こり、2021年50か国が参加し、国際条約「核兵器禁止条約」が発効されたのです。しかし、核保有国および日本は参加を表明していません。日本は米国の庇護下にあるといえども、条約参加により世界を変える原動力になるでしょう。世界の矛盾に異議を唱える日本でありたいです。

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    英文併記の絵本。見返しに「各国の核兵器保有数」があり、その多さに驚いた。現在核兵器保有第1位のロシア、万が一を考えたくない。広島・長崎の原爆被害、第5福竜丸の水爆被害など取り上げ分かりやすく核兵器禁止条約について書かれている。被害にあった国の人々だけでなく、誰もが必要のないものと知っているのに持ち続けている人々。あとがきの川崎哲さんの言葉もしっかり読んで伝えたい大切なことです。

  • ほんわか・かめ

    冒頭の核兵器保有国マップに慄く。《いま世界には1万発以上のも核兵器があって、地球をまるごと何回も壊せる》《核兵器があれば、自分の国を守れる》《もし核戦争が起きたら、どの国も助からないのに。ミサイルを向け合うことで安全なんて、おかしい》核を持ち続けることを選択する国(のリーダー)は恥を晒していることに気づくべきだ。

  • Cinejazz

    「いま世界には1万発以上のも核兵器があって、地球をまるごと何回も壊せるんだって」「どうして、そこまでして核兵器を造るの?」「だって、核兵器があれば、自分の国を守れるだろ」「もし核戦争が起きたら、どの国も助からないのに。ミサイルを向け合うことで安全なんて、おかしいよ!」・・・国連総会で2021年に国際法となった<核兵器禁止条約>の意義と必要性について、英文併記で子どもたちに説いた絵本。 核の傘≠ナ守られている被爆国・日本の苦しい立場が解消される恒久平和への道が、夢・まぼろしに終わってはならないと・・・。

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