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海と生きる作法 -漁師から学ぶ災害観

川島秀一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784866000251
ISBN 10 : 4866000252
Format
Books
Release Date
March/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

三陸の漁師たちは海で生活してきたのではなく、海と生活してきた。今こそ、津波に何度も来襲された三陸沿岸に生き続けた漁師の、運命観、死生観、そして自然観に学ぶときではないか。「海と生きる」という意味を考える。

目次 : 1 三陸の海から(三陸の海と信仰/ 三陸の歴史と津波―海と人のつながり/ 「東北」の過去から未来へ向けて―津波と三陸沿岸をめぐって/ 津波と生活文化の伝承/ 自然災害から回復する漁業集落の諸相―東日本大震災と三陸漁村/ 三陸大津波と漁業集落―山口弥一郎『津浪と村』を受け継ぐために)/ 2 漁師の自然観・災害観(海の音の怪/ 津波と海の民俗/ 魚と海難者を祀ること/ 災害伝承と自然観)/ 3 海の傍らで津波を伝える(津波石の伝承誌/ 津波碑から読む災害観―人々は津波をどのように捉えてきたのか/ 災害伝承と死者供養/ 津波伝承と減災)/ 4 動き始めた海の生活(「情けのイナサ」を再び―仙台市若林区荒浜の漁業の再興/ 和船の復元と漁労の復興―閖上と歌津/ 海は一つの大きな生き物である)

【著者紹介】
川島秀一 : 1952年生まれ。宮城県気仙沼市出身。法政大学社会学部卒業。博士(文学)。東北大学附属図書館、気仙沼市史編纂室、リアス・アーク美術館、神奈川大学特任教授などを経て、東北大学災害科学国際研究所教授。著書に、『安さんのカツオ漁』(2015、第26回高知出版学術賞、冨山房インターナショナル)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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