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自分の頭で考える子に育つ学ぶ力の伸ばし方

川島慶

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784799331958
ISBN 10 : 4799331957
Format
Books
Release Date
August/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
川島慶 ,  

Content Description

世界300万人が夢中になる知育アプリ『Think!Think!(シンクシンク)』の開発、
算数オリンピックの問題作成、そして、1万人以上の子どもと関わってきたからわかる
「考えることが好き!」な子になる保護者のかかわり方と環境のつくり方。

本書は、世界300万人の子どもが夢中になる知育アプリ『シンクシンク』の開発者であり、
2025年7月にリリースされた『ポケモンフレンズ』の開発に関わり、
ベストセラー「なぞぺ〜」や算数オリンピックの問題制作にも携わる
算数教育の第一人者・川島慶氏による著書。

急速な勢いで社会にAIが浸透し、予測できない時代。
「いい大学を出て、いい会社に入る」という、これまで良いとされてきたことが、わが子の人生にとって正解なのか、
わからない時代になってきています。

知識をたくさん詰め込むよりも、与えられた問題を考えて解く力よりも、
自分なりの視点で疑問を持つ力や、その人ならではの感性や興味・関心、「自分はこう思う」という独自の視点、
「このほうがおもしろい」と思う力が大事になっていきます。

学校のテストで高い点数を取るような、
これまでの「頭のよさ」や偏差値で表される「学力」ではない力を引き出していく必要があるのです。

その力は「学ぶ力」であり、人生を切り拓き、自分らしく輝く力です。
では、その学ぶ力とはどのように伸びていくのか。

本書では、学ぶ力が伸びていく構造を以下のように表現し、お話していきます。
学ぶ力=意欲×思考力×知識・スキル

無理に暗記をしたり、繰り返し練習したりして計算力を身につけるといったものではなく、
「その子ならではの感性・興味・関心」(=意欲)と、
自分なりに試行錯誤し考えていく(=思考力)といった、
「考えることが楽しい」という体験を経ることで、学ぶ力が飛躍的に伸びていくのです。

そして、子どもの学ぶ力を伸ばしていくために持っておきたい3つ視点、
<1>子どもは、もともとすばらしい力を持っている
<2>親ができるのは、「縁づくり」のサポート
<3>伸ばすのではなく伸びる。うばってしまうような言動を減らす
を紹介しています。

お子さまの可能性を信じ、学ぶことを心から楽しむ子に育ってほしいと願うすべての保護者の方へ。
子育ての不安が、未来への希望に変わる一冊です。

【著者紹介】
川島慶 : 1985年生まれ、神奈川県出身。栄光学園高校卒業、東京大学大学院工学系研究科修了。2011年に株式会社こうゆう(花まる学習会)に入社。4歳から大学生までを対象に教鞭をとる傍ら、アジア各国の公立校や国内外の児童養護施設で学習支援・教員研修に従事。延べ1万人以上の子どもたちと直に接した経験をもとに教材開発を行っている。2014年、株式会社花まるラボ(現:ワンダーファイ株式会社)を設立。思考力育成アプリ『シンクシンク』を開発し、世界150カ国・累計300万ユーザーに拡大。「Google Play Awards」など国内外のアワードを多数受賞。2020年には、STEAM領域の通信教育『ワンダーボックス』を発表した。世界中の子どもたちから「知的なわくわく」を引き出すことをミッションとし、アプリや授業、イベントなど、形式を問わず多様なコンテンツを生み出している。「算数オリンピック」「世界算数」の問題制作、東京大学非常勤講師を歴任。2025年7月全世界同時リリースされた『ポケモンフレンズ』にて教育監修・問題設計を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yosuke shimazaki

    大切だと思っていたが世間などが重視していそうにないと感じることを明文化してくれて救われた気持ち 考えが至らないところまでも導いてくれた気持ち

  • もえ

    シンクシンクには点数があらわれるけど、使ってる子ども自身が点数やランキングを気にしないような、ゲームそのものや考えることそのものを楽しめるようなデザインになってる。でもそのコンセプトを壊しうるのはいつも周りの大人。そこの自覚が大人に必要。

  • アリア・スターク

    親が介入しないこと。大人が見ると合理的であるが子供にとっては学びの機会。間違いや失敗から学習する。何より「学ぶことって楽しい」と思えることが大事。大人はつい点数の取れるテクニックを教えようとするが、それは勉強の本質ではない。好奇心、ハッと気づく感覚、感動、失敗や間違いから学ぶ。そのキッカケを大人は見守るべき。遊びの先に学びがある。本質的な部分に気がつけるようになること、興味を持つこと、そこに導くのが親として大事な部分である。

  • Y N

    シンクシンク開発者による子供との向き合い方や捉え方のヒントが書かれた本。算数ができれば良いわけではない、意欲、関心、思考力などの解釈も腑に落ちる内容。

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