Books

メーター検針員テゲテゲ日記

川島徹

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784866809106
ISBN 10 : 4866809108
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
川島徹 ,  

Content Description

『交通誘導員ヨレヨレ日記』、『派遣添乗員ヘトヘト日記』に続くシリーズ第三弾!!今回も実話の生々しさ。
【1件40円本日250件、10年勤めて突然クビになりました。】
電気メーターを探し、その指示数をハンディと呼ばれる機器に入力し、「お知らせ票」を印刷して、お客様の郵便受けに投函する。
1件40円。これが電気メーター検針員の仕事である。


【著者紹介】
川島徹 : 1950年、鹿児島県生まれ。大学卒業後、外資系企業に就職。40代半ばで退職し、貯金と退職金で生活しながら、文章修業をする。50歳のとき、鹿児島に帰郷、巨大企業Q電力の下請け検針サービス会社にメーター検針員として勤務。勤続10年目にして突然のクビ宣告を受ける。その後、介護職などを経て、現在は無職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
地味な仕事の悲哀が書かれてます。電気メー...

投稿日:2021/06/19 (土)

地味な仕事の悲哀が書かれてます。電気メーターのことなんか考えたことなかったけど、欠かせないインフラに携わる男の生きざまが描かれています。

watatak さん | 兵庫県 | 不明

0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ゼロ

    電気メーター検針員として過ごした10年間を纏めた一冊。1件の検針に40円、250件回って、1万円。検針員は業務委託であり、1年毎の契約更新。電気メーターは、分かりやすいところにあるのかと思いきや、場所によっては店の中や3m上の高台にあったりする。とてもじゃないが続けられない仕事を、ユーモラスに語っています。また検針員の仕事は、スマートメーターの普及により、無くなる仕事。それでも、生きていくためにしがみついて働いている人がいる。世知辛い世の中だな…と感じる一冊で、心が痛くなりました。

  • けんとまん1007

    検針。我が家の場合、電気、水道、ガス。そう言えば、気づいたら電気の検針のお知らせが無くなっていた。天候だけなく、いろいろな状況があっても、検針しないわけにはいかない。こんな苦労があることは、想像し難い。検針に限らず、いわゆる世の中を支えていながら、何故か低い位置づけに見られている仕事はいろいろある。少しでも、そんなことへ眼を向けることができればと思う。

  • きみたけ

    最近ハマっている三五館シンシャの「○○日記」シリーズ。著者は外資系企業を40代半ばで退職後、50歳から地元鹿児島にて下請け検針サービス会社で電気メーター検針員として10年間勤務した川島徹氏。電気メーターの検針はさほど難しくないものの、天候や家の造り、ワンちゃんのいるいないなどで読み取り困難な場合があると言う。個人事業主なので業務中のミスによる補償がなかったり、読み取り間違いによる誤検針のプレッシャー、スマートメーターの導入で検針そのものがなくなりつつある中、悲哀に満ちた10年間が綴られています。

  • harass

    レビュで気になり借りる。故郷鹿児島に戻った50歳の著者は電力検針員として10年を過ごす。だいたい2000年頃のことだろうか。業務委託契約で、1件あたりで稼ぎはあるが、限られた時間と経費の自腹の制約が。理不尽な現場とお役所仕事に振り回される日々を描く。著者は作家志望で執筆時間を確保するためにこの仕事を選んだのだが…… 将来的にスマートメーターが設置されるので、自動で定時にデータ送信が可能になるため、検針員も不要になるとか。いやはや大変な仕事だ。著者は70になってこの本を出せたと。なかなか読ませる本だった。

  • ma-bo

    この出版社から出ている高齢男性仕事本シリーズは、交通誘導員(既読)、派遣添乗員(未読)に続き3冊目になるのかな。メーターってチェックしやすい位置に設置されていると思っていたが意外とそうでもないのか・・・。スマートメーターの普及で今後無くなっていく仕事との事で驚きました。 著者は作家希望だそうで、70歳で夢が叶いましたね。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items