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歴史と人口から読み解く東南アジア 扶桑社新書

川島博之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784594095840
ISBN 10 : 4594095844
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan

Content Description

日本人が知らない東南アジアの歴史と社会!

目次 : 第1章 日本人が知っておくべき東南アジアの歴史(東南アジアの歴史を学ぶ前に/ ベトナムの歴史―アメリカよりも中国を嫌う理由 ほか)/ 第2章 人口から読み解く東南アジア(急速に増加した東南アジアの人口/ マラリアが開発を困難にした ほか)/ 第3章 世界が注目する東南アジアの経済発展(東南アジアの農業と食文化/ 東南アジアのエネルギー ほか)/ 第4章 華僑を知らなければ東南アジアは語れない(華僑とは/華僑の広いネットワーク ほか)

【著者紹介】
川島博之 : ベトナム・ビングループ主席経済顧問、Martial Research & Management Co. Ltd.,Chief Economic Advisor。1953年生まれ。1983年東京大学大学院工学系研究科博士課程単位取得退学。東京大学生産技術研究所助手、農林水産省農業環境技術研究所主任研究官、東京大学大学院農学生命科学研究科准教授を経て現職。工学博士。専門は開発経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ベローチェのひととき

    ネットで取り寄せた本。思っていたより読み易く、また知らない事がほとんどでしたので非常に面白かったです。社会主義国のベトナムは本音では中国が嫌いなこと、フィリピンは大東亜戦争の影響で反日である事、カンボジアは中国の傀儡政権であること知りました。東南アジアの経済は90%華僑が牛耳っている事、華僑は中国共産党を特に崇めていないこと、ただ中国は絶大な経済力を持っているので如才なく協力しているとのことです。等々、大変面白いです。

  • in medio tutissimus ibis.

    日本人は経験上そう思わないかもだけど、これからは自動車と飛行機の時代だもんで鉄道とか皆欲しがらないよ、という記述が一番心に残って、途上国とか言うけど伸し上がり方は時代と環境によって各々なんだなと思った。そも日本も普通に廃線しまくってるし。デモクラシーの理想と現実ぅ…。ついで、確かに東南アジアはこれからしばらくは伸びそうだけれど、それはしばらく止まりで人口や中産国の罠に足を引かれての頭打ちも見えてきていて、本当に歴史に「このままいけば」とかないんだなと思った。その前に、中国の選択次第なところもあるけれども。

  • ミヤKOICHI

    作者の主張は少し嫌中すぎると感じる傾向はあるが、概ね分かりやすい。

  • Oga

    著者の私見もふんだんに入っているが、東南アジアの近現代史・今後をざっくりと知りたかった自分にとって適した内容だった。東南アジアの中でも、経済発展の度合いや人口ピラミッド、中国との付き合い方や親日感情の強さに大きな違いがあることがわかり解像度が上がった。

  • gox2

    経済発展を扶養率という観点で分析している点が新鮮だった。かれこれ二十数年前に東南アジアを2カ月ほどぶらりとした時に感じた内容と重複する部分も多かったため個人的には筆者の主張は概ね共感できたが、少し単なる推測からくる主張も含まれているようには感じた。

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