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文選詩編 3 岩波文庫

川合康三

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784003204535
ISBN 10 : 4003204530
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「離別して永に会うこと無し、手を執るは将た何れの時ぞ」。古より人びとは折にふれて詩を贈り、贈られた。友や家族を懐かしみ気遣い励まし、孤独や苦衷を吐露し、あるいは権力者に対し恩顧や身の保全を願って…。多彩な心情を綴る「贈答」詩五十五首を収録。

目次 : 巻23 (詠懐、哀傷)贈答1(贈蔡子篤詩(蔡子篤に贈る詩)(魏・王粲)/ 贈士孫文始(士孫文始に贈る)(王粲)/ 贈文叔良(文叔良に贈る)(王粲) ほか)/ 巻24 贈答2(贈徐幹(徐幹に贈る)(魏・曹植)/ 贈丁儀(丁儀に贈る)(曹植)/ 贈王粲(王粲に贈る)(曹植) ほか)/ 巻25 贈答3(贈何劭王濟一首并序(何劭・王済に贈る一首 并びに序)(晋・傳咸)/ 答傳咸(傳咸に答う)(晋・郭泰機)/ 爲顧彦先贈婦二首(顧彦先の為に婦に贈る二首)(晋・陸雲) ほか)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    やっと文選の3冊目の詩篇を読み終わりました。注釈や解説が定年でよく理解することができます。今回は贈答関連の詩ということで日本の文人たちにもかなり影響を与えたようです。曹操の息子の曹植の詩もありました。

  • しゅてふぁん

    古代から読み継がれ、日本文学にとっては欠かせない中国の古典。第三冊はすべてが贈答詩。帯の『万葉歌人から鴎外・漱石も文学の源とした ことばの宝庫』に惹かれて手に取る。難しいけれど美しい。こんな言葉がスラスラっと出てきたらかっこいいなぁ、と羨望の眼差しで読む。確かに文筆業を営む人にとっては‘ことばの宝庫’なんだろう。私には使いようもないけれど(^^;) 詩の中に星の名前がちらほらと。そういえば天文学の歴史も古いよね。万葉歌人たちはどんな風にこれらの詩を読んだのかな。同じものを読んでいると思うと感慨深い。

  • かふ

    三国志の世界(演義の方じゃなく)。曹植は兄弟で権力争いをしたが敗者になった弟、父も兄も詩を詠むが共感度は敗者のほうがあるのか?陸機は晋に国を滅ぼされだ吳の名家出身だが詩人としてはこの『文選』に最も多く収録された詩人で権力におもねったり、左遷される友を気遣ったりして、面白いかも。日本だと異性との恋歌になるのだが漢詩は友情詩が多い、そこに女性詩人はほとんど見られない(また2までだが、3まであった)

  • 大臣ぐサン

    ようやく折り返し。月1冊が限界か。年またぐな…。

  • 春埜秋岡

    陸機の詩に大小の水の流れを感じた。

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