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文選詩篇 4 岩波文庫

川合康三

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784003204542
ISBN 10 : 4003204549
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「酒に対して当に歌うべし、人生幾何ぞ」。三国志の英雄曹操は、豪放な歌で新しい時代を切り開いた詩人でもあった。清新な叙景に深い思弁を込めた謝霊運の山水詩、自己本来の生き方を模索した陶淵明の隠逸詩など、いずれも後世の文学の範となる七十三首を収録。(全六冊)

目次 : 巻25 贈答 3(続)/ 巻26 贈答 4、行旅 上/ 巻27 行旅 下、軍戎、郊廟、楽府 上

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • かふ

    解説に上品、中品、下品とあり、これは当時の『詩品』という本の分類であり、それは時代と共に変化していくのは、陶淵明の評価は中とされるも、のちの評価は単独で詩集がでるほどに愛唱された。例えば三曹と呼ばれる支配者は、父が下品で父のあとを継いだ兄は中品、その兄に敗れた弟は上品なのだ。やっぱ判官贔屓は中国にもあるのかな。そして上品に納められている謝霊運は、山水詩の始まりとされるが、李白はその後継者の謝朓を評価する。謝霊運とともに評価された顔延之は今では忘れれている(けっこう好きだった)。

  • 非想

    「文選」文庫版もようやく後半に突入。前半は馴染みの薄い四言詩等々が多くて大変という印象を受けたが、この巻は唐詩に近いものも増えてきて少しだけ気持ちを軽くして読めた。少しでも読み続けていくうちに難しい文体にも親しんできたかと思う。

  • bittersweet symphony

    編者各位も律詩や絶句のような確立した韻律詩より距離があると感じているらしいことは前巻の「はじめに」にも出ていたように思いますが、曹操父子が反権威的なシンボル(旧来の権威に寄り添えない性格)として採用している楽府の形式が以降の韻律詩へとつながる様子が感じられるのではないかと思います。

  • 大臣ぐサン

    曹操、曹丕も漢詩書いてたんだねぇ。

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