Product Details
ISBN 10 : 4623083241
Content Description
マーケティングにおける価値は、必ずしも明確にされているとは言えない。本書は、人間の認知を頭のなかの情報処理の産物としてではなく、人やモノとのインタラクションを通じて社会的に達成されるものとして捉える視点から、文脈価値、使用価値、快楽価値、経験価値を批判的に検討する。そこで示されたことを手がかりとして、消費者との価値共創プロセスの仕組みを明らかにするものである。
目次 : 認知主義を越えて/ 第1部 文脈価値を形成するコンテクストの検討(文脈価値の可能性とコンテクスト/ 認知のための資源と関連性理論 ほか)/ 第2部 マーケティングにおける使用価値の再検討(使用価値とその可能性/ 消費者は使用価値をどのように理解するのか ほか)/ 第3部 快楽価値概念の再検討(快楽的消費の意義と課題/ 快楽的消費の可能性 ほか)/ 第4部 文化的使用価値が顕在化する仕組みの検討(文化的使用価値が顕在化する仕組み/ 文化的使用価値が顕在化する仕組みにおけるコンテクストの役割 ほか)/ 価値共創時代の新地平
【著者紹介】
川口高弘 : 1967年神奈川県生まれ。1994年ニューヨーク州立大学大学院歴史学研究科博士前期課程修了、Master of Arts。1995年日本電信電話株式会社入社。分社化により1999年、NTTコミュニケーションズ株式会社に移籍。2009年明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科経営管理修士課程修了。2013年埼玉大学大学院経済科学研究科博士後期課程修了、博士(経済学)。東海大学情報通信学部非常勤講師(2014年より)、群馬大学社会情報学部協力研究員(2016年より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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