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ISBN 10 : 4876984808
Content Description
終戦直前、我国の大都市の実に61万戸の建物が、強制的に撤去された。制空権を失う中で、木造家屋が密集した都市を守るには、もはや火災の種になる家屋そのものを破壊しなければならなかったのである。「破壊防空」がもたらした、市民生活と都市の空間構造への、今日にまで至る物理的・心理的影響に、初めて学術的に迫る意欲作。
目次 : 建物疎開(強制疎開)と近現代史研究/ 第1部 民防空と建物疎開(近代戦における航空機の発達と民防空/ 京都の民防空/ 建物疎開と民防空)/ 第2部 建物疎開と京都(京都における建物疎開の実施/ 建物疎開を生き抜いた住民たち/ 建物疎開の戦後処理―都市空間・都市意識への影響)/ 京都の戦中・戦後を論じるもう一つの意味―まとめに代えて
【著者紹介】
川口朋子 : 1980年熊本県生まれ。立命館大学文学部史学科卒、京都大学人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。専攻は都市史、日本近代史。現在、京都府立総合資料館勤務。京都外国語短期大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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アメヲトコ
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katashin86
読了日:2014/06/06
tnk
読了日:2023/07/31
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