Books

世界の中華料理 World Chinese Dishesの文化人類学

川口幸大

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784812223222
ISBN 10 : 4812223229
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本の「町中華」、ペルーの「チーファ」、オランダの「シニーズ」――世界中で独自の変化を遂げる中華料理は、どのように広まり、食されてきたのか? 世界各地でフィールドワークする人類学者たちが明らかにするとともに、「食べる」という人間の営みについて考える。

【著者紹介】
川口幸大 : 東北大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 榊原 香織

    面白かったです。ボリュームあるけど。 世界中に広がる中華料理を文化人類学的に研究。オランダのシニーズ、ペルーのチーファは、独特過ぎて別料理と言ってもいい位?美味しいか微妙だけど食べてみたい

  • パトラッシュ

    中華料理が現地風にアレンジされた町中華と本場の味に忠実なガチ中華に分かれるのは、日本のみならず世界共通の現象だった。最初は中国人移民のため作られていた料理が現地人にも受け入れられる過程で、土地の好みや食材の有無、政治や宗教に影響されて、特異な異国料理から珍しくもない国民料理へと定着していく様子は「美味いものに国境なし」と痛感させる。全く原形を失った料理もあるが、移民が現地人との通婚で同化するように何でも呑み込んでしまう中華料理の逞しさか。伝統や原理にこだわるより変化を恐れないものこそ勝つと証明するようだ。

  • いとう・しんご

    読友さんきっかけの食いしん坊シリーズ。世界17地域の歴史や文化の中で息づく中華を紹介していて楽しい本でした。ご馳走様でした!

  • ちり

    どこの国でも「ガチ中華(オーセンティック寄り)/町中華(現地事情に合わせて混淆性が高い)」的な二分法は存在する、というのは確かにそれはそうだなと思うし、またオーセンティック系が必ずしも当地に来ている中国人向けではなく、富裕層向けの特別なものとして存在する国もある…というのはガチ中華流行りの今の日本だと逆に失念しがちな点だなと思った(一昔の日本でもそうだったというのに)。「おわりに」で触れられていた“世界の日本料理”、普通にずっと待望してる内容なので是非とも実現して欲しい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items