Product Details
ISBN 10 : 4006002041
Content Description
一七・一八世紀イギリス社会の貧民層にとって、帝国の形成は何を意味したか。落魄し年季奉公の契約をして海を渡った者、兵士、流刑者、農民。植民地アメリカの基盤を造った彼らの出自と体験から、大西洋へと送り出した社会の実像が浮かび上がる。史料を駆使し、人の行き来の側面から大英帝国の姿をヴィヴィッドに描く「帝国」の社会史。
目次 : 序 近世イギリス民衆にとって、帝国とは何だったのか/ 1 自発的に年季奉公人となってアメリカに渡った人びと/ 2 イギリス近世社会と通過儀礼としてのサーヴァント/ 3 強制されてアメリカに渡った移民たち/ 4 海軍兵士リクルートの問題―「板子一枚の世界」/ 5 囲い込みと移民―帝国を形成する農民たち
【著者紹介】
川北稔 : 1940年生。京都大学文学部史学科卒業。大阪大学名誉教授。京都産業大学文化学部教授。イギリス近代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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かんがく
読了日:2019/06/16
MUNEKAZ
読了日:2017/09/10
ざっきい
読了日:2019/09/08
bittersweet symphony
読了日:2012/10/04
みなかみ
読了日:2012/01/21
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