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世界システム論講義 ヨーロッパと近代世界 ちくま学芸文庫

川北稔

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480097187
ISBN 10 : 448009718X
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
川北稔 ,  

Content Description

内容は後日登録

 

【著者紹介】
川北稔 : 1940年大阪市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程中退。文学博士。大阪大学名誉教授。専門は、イギリス近世・近代史、世界システム論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • TS10

    資本主義の発展を一つの世界的な分業体制の展開と見做す世界システム論。本書では、こうした世界システム論を視座に近代史を眺望する。フランス革命からアメリカ独立革命までをもその理論的射程に収めるスケールの巨大さには驚かされる。産業革命をあまり重視していないのが意外だった。また、アメリカをはじめとして、西半球における国内格差を説明する上で示唆する所は大きいように感じる。本書は現代史には詳しくないが、世界システム論では現代史はどのように説明されるか非常に気になった。

  • kei-zu

    著者による「砂糖の世界史」(岩波ジュニア新書)があまりにおもしろかったので、本書にも手を伸ばしました。 国の発展は、単純に工業化や市民革命を背景にするものではないという著者の指摘には説得力がある。国や地域の相互依存は、「グローバル経済」がうたわれる以前から国々の社会構造に重く横たわっていたようです。 世界史がお好きな方は、ぜひご一読を。

  • 1.3manen

    南北問題は、北が工業化され、南が食糧・原料生産地として開発された結果、経済社会のあり方が歪んで生じた。南は猛烈に低開発化された(26頁)。民衆の保護者コベットによれば、ジャガイモとはアイルランド人の怠け芋で、労働者が主食にしているのは、経済的抑圧のしるしにはほかならない(192頁)。

  • 逆丸カツハ

    やっぱ世の中ロクでもないな。うーん、高いけどウォーラーステイン揃えて読んでみるか…。

  • みねたか

    ヨーロッパ中心の近代世界システムの成立をわかり易く解きほぐしてくれる書物。端的には,近代世界システムの特徴は,帝国として政治的に統合されず,大規模分業体制として成立し,あくなき成長拡大を追求する内的動機が内蔵されていたため拡大膨張を続けたこと。それにしても、周辺世界を原材料生産地として猛烈に開発し,奴隷制という形で人間自体も商品とし,原料供給地との三角貿易を通じて本国の利益を得ていった様子はおぞましい。

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