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部落差別の原因 国家による天候支配の思想=仏教の「殺生禁断」

川元祥一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784380240010
ISBN 10 : 4380240010
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

今も続く部落差別の被害者救済を!
千年続いた国家による「天候支配=殺生禁断」の思想は非合理で誤りだった。
その犠牲者・直接的被害者は今も差別に苦しんでいる。
国家は直ちに誤りを正し差別の犠牲者を救済すべきである。
六世紀末に始まった「神仏習合政治」のなか、仏教の戒律が政治権力として活用され、多くの矛盾を持ち、しかもその矛盾は政治的に解決されるのではなく、さまざまな「犠牲」を強権的に残しながら進み、「神仏習合政治」が終わった後も、いわば大衆的には「意味も分からない」ままにその「犠牲」だけは残る。そうした社会構造を作ってしまった。部落差別の「不可解」さ「不明さ」「複雑さ」はそうした社会構造の中にすっぽりとはまり込んでしまっているのが大きな要因。

【著者紹介】
川元祥一 : 作家、評論家。1940年兵庫県神戸市に生まれ、岡山県津山市で育つ。1965年明治大学文学部卒。伝統芸能研究・千町の会代表。東京学芸大学非常勤講師。立教大学非常勤講師。東日本部落解放研究所所員。東京都人権啓発センター評議委員(2016‐2022年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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