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ISBN 10 : 4798500909
Content Description
劇作家が描いた転換期の英国社会。私室、地域社会、都市、国家そして宇宙、さらには人間の内的世界まで、エリザベス朝演劇の空間認識を代表的作品に読み解く。
目次 : 第1部 土地・屋敷への執着(ジャンルとしての家庭悲劇/ 『フェヴァシャムのアーデン』―修道院領地とアーデン/ 広間の衰退―『優しさで殺された女』における田舎屋敷)/ 第2部 劇場的都市ロンドン(ベン・ジョンソンとロンドン/ ロンドンのオランダ人(1)―トマス・デッカー『靴屋の祭日』/ ロンドンのオランダ人(2)―ジョン・マーストン『オランダ人娼婦』)/ 第3部 王国の運命―シェイクスピア(『リア王』の時代背景/ 『シンベリン』―「場所」の力学)/ 第4部 マニエリスム演劇の空間構成(マニエリスムとしての『復讐者の悲劇』/ 緑陰から地下世界へ―ジョージ・チャップマン『ビュッシイ・ダンボア』/ 『白悪魔』における遠近法的技巧/ ビクトリアスの城―トマス・ミドルトン『チェンジリング』)
【著者紹介】
川井万里子 : 1938年生まれ。東京女子大学卒業、東京都立大学大学院修士課程修了、東京経済大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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