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東京いきもの散歩 江戸から受け継ぐ自然を探しに ハヤカワ・ノンフィクション

川上洋一

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784152097774
ISBN 10 : 4152097779
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

見渡す限り人工物ばかりの東京23区。でも、ちょっと探せば、濃密な自然に出会える場所があります。そこは江戸時代に大名屋敷や鷹狩り場などだった公園や施設。23区の他の場所ではなかなか見つからない生き物がすんでいます。新宿各地を歩き回るタヌキ、下町を彩るカラフルなトンボ、都心の原生林を飛び交うチョウ、埋立地に帰ってきた魚などなど、テレビでも活躍中の生物研究者が案内します。

目次 : 第1章 タヌキも歩く山の手お屋敷町めぐり(入門コース 新宿御苑―世界最大級の駅近くの巨大庭園で希少種発見!!/ 解説 大名屋敷はタイムカプセル ほか)/ 第2章 トンボが彩る下町の水辺歩き(入門コース 柴又・江戸川―下町に生き物の聖地をつくった、江戸の河川工事とは?/ 解説 「水の都」下町400年の大変化 ほか)/ 第3章 チョウが飛び交う都心の原生林めぐり(入門コース 明治神宮―100年がかりの「神宮の杜」計画とは?/ 入門コース 皇居―東京の中心で新種をつぎつぎ発見!! ほか)/ 第4章 江戸前の生き物がよみがえる埋め立て地めぐり(入門コース 葛西臨海公園―再生された海辺に不可欠なものとは?/ 解説 「江戸前」のふるさと ほか)

【著者紹介】
川上洋一 : 1955年、東京都新宿生まれ。生物研究者。1970年代から環境教育に携わる。自然のしくみや豊かさを紹介する執筆活動のかたわら、講演や観察会、地上波のバラエティ番組などで活躍。里山にすむ生物の調査研究や保全活動にも取り組む。日本鱗翅学会会員・トウキョウサンショウウオ研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アリーマ

    大都会東京にもある豊かな自然。水源地や森林など、意外にたくさん点在する生き物の楽園を丁寧にたどった本。それぞれの場所の背景にある江戸から東京の歴史や地勢など、子供でもわかるようなわかりやすい言葉で解説してある。知っているところはより興味深く、知らなかった場所は是非行ってみたくなる楽しい一冊。図書館で借りた本だったが、ガイドブック的にもとても優れているので、これは一冊手元に置きたいと思った。★★★★★

  • つきもと

    気軽に歩けるコースを江戸時代から今に至るまでの自然の変遷とともに紹介している本。公園は木を切らないから昔の自然が復活してきている等の記述も興味深いですが、なるほどとも思わされました。

  • kaz

    生物の写真が少ないところは期待外れだが、豆知識が面白い。植栽が生態系に強い影響を与えるとか、松が成長するには照葉樹を伐採する等の手入れが必要であるといったことには驚かされた。

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