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教室マルトリートメント

川上康則

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784491042626
ISBN 10 : 4491042624
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

子どもの心を傷つける毒語、威圧的・支配的態度などの不適切な指導が発生する要因を、教育界の構造的な問題から検討し、教師という職業に漂う不安に寄り添う。

目次 : 序章 「違法ではないが、適切ではない指導」が学校を支配する/ 第1章 はりつめる教室/ 第2章 教師が子どもを傷つける/ 第3章 圧は連鎖する/ 第4章 教室マルトリートメントを防ぐ/ 第5章 教室マルトリートメントを改善する/ 第6章 安全基地としての学校/ 巻末対談 教師の傷を癒やし、教室マルトリートメントを断つ(友田明美×川上康則)/ 終章 教室の空気を変えていきたいあなたへ

【著者紹介】
川上康則 : 東京都立矢口特別支援学校主任教諭。公認心理師、臨床発達心理士、特別支援教育士スーパーバイザー。NHK Eテレ『ストレッチマンV』『ストレッチマン・ゴールド』番組委員。立教大学卒業、筑波大学大学院修了。肢体不自由、知的障害、自閉症、ADHDやLDなどの障害のある子に対する教育実践を積むとともに、地域の学校現場や保護者などからの「ちょっと気になる子」への相談支援にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ムーミン

    今一度先生方、保護者はもちろん、子どもたちと向き合っている大人が、自分を振り返る視点を与えてくれる一冊。まずは謙虚に受け止めたい。

  • テツ

    日本の学校の先生(特にチンパンジーと大して変わらない知能&精神の年代を相手にする方)は本当に大変だなと頭が下がります。生きていくために必要な基礎的な学力や、より高い知識を得るための場に進むための学力を身につけさせるだけではなく、社会という群れに所属するための躾までしなければならないというプレッシャーは凄まじいだろう。そんなもん本来養育者がするべきだと思うけれど、やらなければならないのなら仕方がない。それを円滑に教えるために必要なのもまずは信頼関係。信頼をベースとした確固たる上下関係。難しいよなあ。

  • なほこ

    身体的虐待、性的虐待は、学校現場で「体罰」や「わいせつ行為」として処罰されるけど、ネグレクトや心理的虐待も学校の中で起きてますよね?あなたの言動はどうですか?と指導のあり方を見直す本。この本読んでる途中やのに、つい怒りの感情に任せた指導してもーて大反省。人権感覚がアップデートされてる時代やからこそ、教育現場に携わる人みんな読むべき1冊やと思います。(恐れ多くて言えないですが、特に私が憧れてきたビシバシ系の先生に読んでもらいたいです)

  • スナイデル

    4

  • しずかな午後

    生徒を厳しく叱責したり、褒めなかったり、見捨てるような態度を取ったり…。本書は、そうした威圧的な指導(マルトリートメント)ではなく、暖かな信頼関係にもとづく教育をすることの大切さを伝える。まずは笑顔を絶やさないこと、そしてよく褒めること、この二つを大事にしたい。自分が昔好きだった先生は、何よりいつも笑っていたな、としみじみ思い出した。また、信頼関係は、相手の苦しみやもがきを理解し、その代弁者となることで生まれる、という話に納得する。

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