Books

鳥肉以上, 鳥学未満.Human Chicken Interface 岩波現代文庫

川上和人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784006033378
ISBN 10 : 4006033370
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ボリュームたっぷり胸肉、スジが噛み切れないササミ…。鳥肉を食べ尽くしながら鳥類を語り尽くす鳥肉界随一の快著、ついに文庫化。ボンジリってお尻じゃないの?鳥の首はろくろ首?昭和の野球部はスズメ跳び!?―トリビアもネタも満載。オーブンのチキンが焼けるまで、とっておきのサイエンスを召し上がれ。

目次 : プロローグ ニワトリが先か、卵が先か/ 1 ツバサをください(胸肉は、フライの後で/ 縁の下だからって、力持ちとは限らない ほか)/ 2 アシは口ほどに物を言う(もももすもももふとももとは関係ない/ おいしいスネのかじり方 ほか)/ 3 一寸の鳥でも五分はホルモン(捨てるトリあれば、拾うガラあり/ 時には肝を食らう魔物のように ほか)/ 4 そしてトリもいなくなった(ボンジリ隠して尻隠さず/ サブイボと呼ばないで ほか)/ エピローグ 卵が先か、ニワトリが先か

【著者紹介】
川上和人 : 森林総合研究所・鳥獣生態研究室室長。本当の肩書きは「国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所森林研究部門野生動物研究領域鳥獣生態研究室室長」だが、覚えきれないので普段は省略している。小笠原諸島の鳥類の進化と保全に関する研究が専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • たまきら

    備忘録:「科学」連載コラムをまとめたものです。ローストチキンやターキーで骨格標本を作って楽しんでいた自分にはとても楽しいノリの本でした。ハイヒール美女をニワトリと例えるセンスに噴き出し、モミジの旨さに共感し、ボンジリを輸出に回すアメリカ人に憤慨す。おなか一杯に慣れる一冊でした、あはは!

  • 阿部義彦

    岩波文庫の新刊です。元本は2019年に同じ岩波書店から単行本として出ました。最近カラス博士の松原始など、鳥関係の本に縁があるみたい。私は猫とカラスが好きですが、ネコは動物の王様、ライオンと同族ですし、カラス鶏などの鳥は元を辿れば恐竜から進化したもので、どちらも尊き由緒あるものですね。この本では森林総合研究所・超獣生態研究室室長の川上和人さんが、いちばん身近で美味しい鶏をケーススタディとして、鳥類の体の構造を頭から尻尾まで詳しくレクチャーします。鳩は何故歩く時首を振るのかの謎の答えが見つかりスッキリです。

  • K

    久々に川上和人氏の著作を読んだ。今回も広い知識とかなり多めのユーモアにあふれていた。鶏の胸から入って、脚に行き、頭を通過して、最後は卵まで。これ一冊で鳥(鶏肉も)についてかなり広く知れる。面白おかしくも、学ぶって楽しいと気づかせてくれる本。キッチンに立つ御仁に勧めたい一冊。

  • フク

    #読了 キッチンでできる鳥類学。 手に入りやすいRX-75でモビルスーツを知る。 民明書房からの出典など、教養があるとより楽しむことができる。 kindle再読

  • Inzaghico (Etsuko Oshita)

    たいへん脳内でおいしく味わい、また勉強になりました。鳥肉以上というよりは、限りなく鳥学に近いと思うけど(笑)。あ、でも、各部位のおいしい調理法や、各国の鳥(鶏に限らず)の名物料理を挙げているという意味では、やっぱり理詰めの豪華鳥肉紹介本ともいえるかもしれない。アヒルの頭の料理……美味だそうだが、勇気を振り絞らないと。 ちなみに、鳥の祖先である恐竜も、種類によってはおいしかったはず、だとのこと。熟成させて炭火であぶって、レモンと塩でいただくのがよいそうだ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items