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ISBN 10 : 4101215138
Content Description
島がひとつ、大海原に生まれた。新天地を求めて鳥が飛来し、彼らが運んだ種が根づく。動植物は島に満ち、独自な進化がそこここで始まる。それはちっぽけだけどかけがえのない「創世記」。小笠原諸島をフィールドとする鳥類学者が、ヤンバルクイナなど飛べない鳥の秘密、外来種の島に与える影響、そして生態系そのものを語る。そう、島は生命の教科書なのだ。地球人必読の傑作科学エッセイ。
目次 : 序 そもそも島は(イラズンバ)/ 第1章 島が世界に現れる(島にヤシの木は何本必要か/ 島を二つに分類せよ/ 新島、大海に立つ)/ 第2章 島に生物が参上する(島に招くには、まず隗より始めよ/ 食べれば海も越えられる/ 太平洋ヒッチハイクガイド/ コンチキ号症候群/ 風が吹けば、誰かが儲かる/ 早い者勝ちの島/ 翼よ、あれが島の灯だ)/ 第3章 島で生物が進化を始める(さらば、切磋琢磨の日々よ/ 島の「し」は、進化の「し」/ 正しい固有種の作り方/ 多様化する世界/ 動物がときめく島の魔法/ 植物がかかる島の病/ フライ、オア、ノットフライ/ だって海鳥ですもの)/ 第4章 島から生物が絶滅する(楽園の落日/ 闘え!ベジタリアン/ プレデター VS エイリアン/ 拡散する悲劇/ カガヤクミライ)/ 第5章 島が大団円を迎える(天地開闢/ あなたの島の生まれるところ)
【著者紹介】
川上和人 : 1973(昭和48)年生れ。農学博士。国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所鳥獣生態研究室長。東京大学農学部林学科卒、同大学院農学生命科学研究科中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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gonta19
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