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レベニューオペレーション(Revops)の教科書 部門間のデータ連携を図り収益を最大化する米国発の新常識(Markezine Books)

川上エリカ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784798187334
ISBN 10 : 479818733X
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

欧米の新常識! データ統合・分析により一貫した顧客体験を提供し
収益を最大化する専門チーム

●RevOpsとは?
企業のレベニュー組織(マーケティング・営業・カスタマーサクセス)のプロセス・データをシステムで統合・最適化することで持続的な収益成長を目指す概念、役割のこと。最適なシステムの導入、各部門に点在する収益データの統合・分析・管理、ダッシュボードの構築、経営・各部門リーダーへの提案、一貫性のある顧客体験の提供、社内にそのプロセスを浸透させるなどの役割を持ちます。

●Amazon、Google、Microsoftでも導入されているRevOps
テクノロジーの専門知識と分析力・実行力を要するRevOps(レベニューオペレーション)は、米国では6割を超える大手企業がこの専門チームを持つほど普及している概念です。RevOpsを束ねるチーフレベニューオフィサー(CRO)がいる企業では収益成長率が同業他社に比べて1.8倍高いという調査結果もあります。

●本書の特徴
多くの企業ではレベニュー組織のサイロ化が起きて収益データを上手く活用できていないケースが見られますが、属人的な管理では組織にノウハウが蓄積されません。
そこで、レベニュー組織の業務プロセスの最適化と効率化、組織のトレーニング・育成、テクノロジーの導入・構築・管理、データ分析・提案を行うRevOpsが求められているのです。
本書では、そのRevOpsの役割や体制づくりから、人材確保の方法、収益管理に最適なツールの選定、意思決定を助けるレベニュープロセスの構築とフォーキャスト(業績予測)の高め方、イネーブルメント、RevOpsでのAI活用法まで解説。

[目次]
序章 注目されるRevOps(レベニューオペレーション)
第1章 部門間の連携を強化し組織の収益拡大を実現するRevOpsとは
第2章 CRO/レベニュー組織が担う役割
第3章 RevOpsが統合するプロセス・データ・テクノロジー
第4章 RevOps専門組織を設立する
第5章 データドリブンな意思決定プロセスを構築する
第6章 RevOpsチームの実務
第7章 生成AI 時代に向けてますます重要性が高まるRevOps
第8章 RevOpsリーダーズの実例インタビュー



【著者紹介】
川上エリカ : エンハンプ株式会社代表取締役兼ゼロワングロース株式会社取締役CRO。株式会社マルケト(現アドビ株式会社)でインサイドセールス部・ゼネラルビジネス営業部を統括し、企業の営業組織改革・プロセス改善・マーケティングオートメーションによるデジタルシフト・スタートアップにおけるテクノロジーを活用した組織構築を支援。株式会社みずほ銀行、株式会社リクルートおよび外資系IT企業での10年超の法人営業経験、トップセールス・最優秀社員として国内外において多数の表彰実績を持つセールスモデル実践経験、マネジメントとしての事業成長牽引の経験を持つ。2022年エンハンプ株式会社を設立し、代表取締役に就任。2022年11月にゼロワングロース株式会社取締役に就任

丸井達郎 : ゼロワングロース株式会社代表取締役。株式会社マルケト(現アドビ株式会社)にて営業およびマーケティング分野の戦略コンサルタントとして、実現性の高い戦術設計に重点を置いたフレームワークを活用して、多くの顧客企業のDXを成功に導く。また、グローバルでわずか6名しかいない戦略コンサルティングチームにも所属し、グローバル規模の大型プロジェクトもリードした。オンライン広告やWebサイト最適化、マーケティングオートメーション及びSFAをはじめとしたセールステックまで幅広い知識を有し、自身もマーケターとして、企業の成長に大きく貢献した経験を持つ。テクノロジースタートアップ企業の海外進出などにも従事している。2021年ゼロワングロース株式会社設立、代表取締役に就任。仏INSEADにてCGM(Certificate in Global Management)プログラム修了

廣崎依久 : ゼロワングロース株式会社取締役COO。大学在学中に株式会社マルケト(現アドビ株式会社)にてマーケティングインターン終了後、渡米。大学院にてマーケティングを学んだのちシリコンバレーに移りEd Techのスタートアップ企業、Courseraにてエンタープライズマーケティングオペレーションに従事。その後シンガポールに渡りAd TechベンダーのMediaMathにてAPAC地域のグローバルマーケティングオペレーションを担当。デジタルマーケティングのみならず、イベント・PRの実行経験も持つ。現在はゼロワングロース株式会社にてGrowth Strategyをリードし、クライアント企業へのコンサルティングサービス開発のみならず、自社の教育サービス開発なども担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Willie the Wildcat

    RevOps、Sales/CS/Mktg.組織横断の仕組み。敢えて言うなら、Cost CenterのDeliveryも、RACIのC/Iで含めるとより良い。持続性と顧客体験を念頭に、Data-driven、Forecast with DSS/AIを駆使したEnabler。結果、SSOT。Data-Drivenの4つの阻害要因などの各種課題は、RevOpsに限らない組織の壁。一方、HRは壁、RevOpsの熟成度と比例。なお、(各章に事例もあるが)ガバナンスモデルや指標などは、事例があると寄り腹落ちしやすい。

  • うさぽん

    面白かった。そうそう、こうしたいんだよ!という気持ち。カタカナ用語がどんどん増えてくのは…とっつきにくさにつながっている気がする…

  • おしお

    収益最大化のためシステム導入したけど、情報がサイロ化してる!サイロ化を解消し、どの部門でも使えるようにデータ整理していく(本書ではSSOTと表現)重要性を学んだ。仕事で業務標準化は聞いてきたが、確かに部門間連携はあまりなかったかも…部署間で異なるシステムを入れるのはあり得そうだが、テクノロジー採用理由がしっかりしていないので、導入するだけで満足の「なんちゃってDX化」が横行してるんだろうなぁと気づいた

  • Hiroyuki Oshiyama

    revopsとしては数少ない書籍の一つ。最近少しずつ聞くようになった組織名だが、範囲も広く、まだまだ定義も定着していない。その中で、実践的な例も含め分かりやすく解説されている。特にB2Bでも営業とマーケとOpsの連携が強く必要とされる組織では重要な示唆になるだろう。特に成熟度レベルはrevopsに限らず、他の組織でも当てはまることを感じた。

  • 中嶋 太志

    組織のサイロ化は、部門間連携文化の希薄化、データ構造の複雑化とブラックボックス化、顧客体験の品質低下、業務効率低下を招く。RevOpsが顧客起点で統合的に、オペレーション構築・管理、実行管理・イネーブルメント、ツール管理、データ管理・示唆出しを担うべき。CROは、収益成長戦略の立案、顧客ライフサイクルの統合管理、業績予測と目標設定を担い、部門間連携強化・顧客体験向上・収益成長を実現する。RevOpsの指標は、総売上、CAC、LTV、売上成長率、MER、セールスサイクルタイム、追加販売比率、解約率である。

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