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危機の中のeu経済統合 ユーロ危機、社会的排除、ブレグジット

嶋田巧

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784830949845
ISBN 10 : 4830949848
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

EUは2016年に深刻な危機を迎えた。たびたびの危機を乗り越えて統合を強めてきたEUだが、英国のEU離脱(ブレグジット)と、それを生み出した要因への対応の、どこに問題があったのだろうか。ブレグジットで顕在化した反EU運動の中で露呈したEU危機の経済要因だけでなく、社会的要因も分析。その上で、今後のEUのめざすべき道を探る。

目次 : EU経済統合の深化と進化―EUは何をもたらし、何をもたらさなかったのか/ 第1部 経済通貨同盟の問題点と課題(EU財政ガバナンスの問題と新たな展開―緊縮財政は何をもたらし、何をもたらさなかったのか/ ECBの金融政策と企業の資金調達―金融政策は成長の基盤となりえたのか/ ECBの非標準的金融政策の効果と副作用―量的緩和政策は実体経済にどのような効果をもたらしたのか ほか)/ 第2部 社会的欧州の現実と課題(社会的欧州の理念と現実―社会的欧州は存在しているのか/ 社会的排除と社会的包摂―欧州社会政策は社会的包摂を推進できたのか/ 単一市場と労働問題―社会的規制は単一市場の発展に役立つのか ほか)/ 第3部 反EU・反移民勢力の台頭とBrexit後の欧州統合の課題(フランスの極右、国民戦線―ポピュリズムはなぜ支持を拡大するのか/ EUの移民アジェンダの理想と現実―EUは難民を受け入れられるのか/ イギリスの移民政策とBrexitの選択―なぜイギリスはEU離脱を選択したのか ほか)

【著者紹介】
嶋田巧 : 同志社大学元教授。同志社大学商学部嘱託講師。1980年同志社大学大学院商学研究科博士後期課程中途退学

高屋定美 : 関西大学商学部教授。1991年神戸大学大学院経済学研究科後期課程単位取得退学、博士(経済学)

棚池康信 : 近畿大学元教授。1974年関西学院大学大学院経済学研究科後期課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヒロキです

    EUについて、第一部で経済通貨同盟の問題点と課題、第二部で社会的欧州の現実と課題、第三部で反EU、反移民勢力の台頭とブレグジット後の欧州統合の課題を論じている。全体的に論文が1つの本になったような形で構成されている。個人的には経済通貨同盟を知るために読んだものの、ルペン擁する国民戦線の台頭までの話が面白かった。国民戦線は、極左と極右を上手くまとめて、理想に走りがちな大政党に対して、フランス社会で密かに起きている問題を取り上げて、国民に寄り添う姿勢を見せることで台頭してきたことを学べた。

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