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世界中の危険地帯に行ってきました 彩図社文庫

嵐よういち

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784883929740
ISBN 10 : 4883929744
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

私は上海で3年前に建築用の塗料会社を立ち上げた。本書にはその会社設立や運営におけるさまざまな出来事を記したが、思い返せばトラブル一色だった。従業員の裏切りに遭い軟禁されたり、共同経営者の差し金で暴行を受けたり、警察とグルになってハメられ拘置所送りになったこともある。中国経済の先行きが不安視されるようになった現在は減ったが、少し前は「中国で起業したい」と言う者が数多くいた。しかし、体験者である私からすると、「そんなに簡単なものじゃないから、よほどの覚悟がないならやめておけ」と言いたい。本書を読めばそのことが分かってもらえると思う。

目次 : 序章 私が中国で会社をつくるまで(初めての中国とのビジネス/ 地方の横暴な警察官 ほか)/ 第1章 中国人とともに会社を立ち上げる(たちまち資金がなくなった/ ストライキで従業員が工場長を監禁する ほか)/ 第2章 トラブルまみれの会社運営(友人に助けてもらい、順調に会社設立/ 退職した会社から従業員がやってくる ほか)/ 第3章 大嫌いだが憎めない中国と中国人(謝らない国中国/ 認めてしまったばっかりに ほか)/ 第4章 最終的に私の会社はこうなった(完全に商売に行き詰まった/ 中国でのアルバイトと時給 ほか)

【著者紹介】
高杉裕二 : 1971年大阪生まれ。子どもの頃から中国の歴史が好きで、京都外国語大学に入学し中国語を専攻する。1994年に大学卒業後、大手製菓会社に入社。その後、東京、日本国内の営業を経て、2002年に中国上海駐在。上海工場の立ち上げ、中国国内営業を経験する。3年の任期を終え、日本に帰国後、同社の海外事業推進部にて韓国、タイ他世界を相手に貿易業務を担当。海外への赴任希望により同社退職後、電子関係会社の台湾台北販社に駐在。数年後に塗料会社の上海営業所所長となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • fuku66

    中国で仕事をしてドラマのような体験をした人の話。人の価値観の違いは根深い。中国で日常的に行われる裏切りや賄賂、仕事の考え方には理解に苦しむ。ただ著者も言うように、この体験談から中国は悪だと決めつける、現代の風潮はちょっと違うと感じている。

  • たわらばし

    中古屋での出会い本。一度手に取って、辞めて、2カ月後にやっぱり欲しくなったので購入。探すの大変だった。__ 資金が底を付いてるのに、何だかんだ払う余力がある著者、凄い。風呂で流し読みなので、見落としてるだけかもしれないけど。

  • はなちゃん

    もう読んでて中国人に対してイライラした。そして、この筆者にも「どうして中国に居続けるの?」と疑問だらけ。中国が好きなのは理解できるけど、本当に散々な目に遭いすぎてる。文化が違うから仕方ないけど、こんな考えの人たちが今日本に移住してきてあちこちにいると思うと、うまく共生できるのか本当不安。

  • ふみ

    中国に恋い焦がれ、大手製菓会社を辞めてまで中国で企業した筆者の体験談。中国人はめちゃくちゃだとは聞くが、ここまでとは(そうでない方ももちろんいます!)。「文化の違い」と一言では片付けられない。しかもハッピーエンドで終わると思いきやそうでもない。人を陥れ、欺き…中国に行く機会があれば気をつけようと思います。失敗は認めない方がいいらしい。香港は好きで二回行っているが、香港人は人懐こくてまともなイメージ。一応同じ国なのに全然違うのね。しかし、一生懸命な筆者、今後中国で大成功することを祈ります!!

  • お惣菜パン

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